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朝日文庫
人工衛星図鑑―はやぶさへの道のり

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  • サイズ 文庫判/ページ数 383,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022617125
  • NDC分類 538.9
  • Cコード C0144

内容説明

世界初の人工衛星スプートニク打ち上げから、およそ半世紀。2010年には日本の小惑星探査機はやぶさが、奇跡的な地球帰還を果たした。天体観測・資源探査・GPS・軍事・通信・放送…。目的も多様な100以上の人工衛星と探査機から、宇宙開発の歴史を大づかみする。

目次

1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代

著者等紹介

武部俊一[タケベシュンイチ]
1938年大阪府生まれ。61年東京大学教養学部教養学科卒(科学史・科学哲学コース)、朝日新聞社入社。科学部長、論説委員を経て、現在フリーのジャーナリスト。日本科学技術ジャーナリスト会議会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

水無月十六(ニール・フィレル)

4
スプートニク1号からあかつきまで、人工衛星図鑑と言いながらも探査機、宇宙船などもある程度含めてまとめられた本。著者自身が厳選した100機の衛星、探査機、宇宙船について、開発、探査エピソード、関わった人物や動物、失敗談や成功談、観測データなどについて解説されている。項目によっては物足りなさなどもあるが、それは別書で補うべきとして、宇宙開発の世界史としての広さと面白さにワクワクしながら読んだ。宇宙関連のニュースを見るのが楽しくなりそうだ。2016/07/06

ちゃろ

2
 「人工衛星」と銘打っているが、その実は、「スプートニク一号」から、最新の「あかつき」まで、全ての宇宙機が対象だった。そしてその中から一00機を代表して解説したのが本著。 全篇を通して見ると、米ソの実績はあまりにも巨大だった。ISSにこそ日本人が六分の一程滞在しているが、宇宙開発の規模は二十分の一ぐらいしかない気がした。 2012/09/21

よこよこ

2
図鑑と言っても宇宙開拓史みたいな内容をイメージして購入。 それは間違っていないのだが、ちょっと内容が細かすぎた。 でもまあ、ちゃらちゃらしている本よりずっと骨太で好感が持てる。 面白かったのは、原子力衛星てのがあって、その衛星の墜落騒ぎがあったってこと。自分は4歳なので覚えているわけがない。 衛星だけでなく、ちゃんと有人宇宙飛行の事も書かれている。 「地球は青かった」のガガーリンも出てくる。 「人類にとって大きな1歩だ」のアームストロングも出てくる。 アポロ13の輝ける失敗も書いてある2011/11/08

123456789wanko

2
人工衛星図鑑といいながら、大半が記念切手の絵。軍事衛星とかは非公開のもあるんだろうけどもう少し何とかならなかったのか。著者の切手コレクション自慢にしか見えなくて残念でした。本当の人工衛星図鑑が見たい。2011/12/04

LOHASPO

1
面白い本でしたが、ちょっと米露の技術力にたいして卑屈というか、日本の開発力を蔑みすぎなのが残念でした。初代国産衛星のおおすみの頃は軍事規制によりロケットへの姿勢制御&誘導装置の組み込みを禁止され、やむなく軌道計算のみで打ち上げざるを得なかったことに触れず「日本のロケットは風まかせ」とか「小学生が大人のまねをした様」とかはひどい••やっぱり元朝日新聞記者か、なんて穿った見方が出ちゃいそうになりました。どうせ当時も再軍備や軍事利用を不安視して制御装置組み込みに反対したんちゃう?とかね2011/11/17

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