内容説明
数々のモダン・ジャズの名盤と独特のジャケット・デザインで、ファンの熱い支持を集める伝説的ジャズ専門レーベル“ブルーノート”。それは1939年1月NYで、一人のジャズファンが設立した最小のレコード会社であった…。ジャズ評論家、愛好家等15人が、多様な切り口からその魅力のすべてを語る。
目次
ブルーノート小史
ブルーノートが日本にやってきたころ
ハードバップ誕生の夜
ブルーノート・ハードバップ考
トゥルー・ブルーノートの伝説
ルディ・ヴァン・ゲルダー物語
ブルーノート・ジャケットの研究
ソウル・フィンガーズ!
新主流派よ、永遠なれ
オーネットとその時代〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
抹茶モナカ
11
長く積読だったけど、ジャズの本を読みたいなぁ、と、手に取った。買った時の記憶がなく、古本かもしれない。確か、アルフレッド•ライオンの伝記みたいな冒頭が、面白くなくて、挫折して放置したような。そこを抜けると、いろいろな書き手のいろいろな角度からブルーノートへの思いが面白く、伝記パートの有り難みも増す。良い本。2022/03/18
Decoy
2
これは良い!(執筆者によって、水準がまちまちだが…) アルフレッド・ライオンのとてつもないジャズへの愛、敢然たる実行力、偉大な業績の物語は、いつ誰の文章で読んでも、感動的。2014/02/01
Reading4Survive
1
JAZZの名門レーベル、ブルーノートの歴史から、音楽的なスタイルの変遷と、その時々のテーマについてJAZZに造詣の深い方々が語っている本。 今では70-80代となっているお爺ちゃんが25年前に書いた本なので表現やノリの古臭さがあったり、執筆者によって面白いと感じるものもあればウザいと感じるものもある。 参考になる情報を見つけるには多少のノイズも我慢しなきゃいけない。 遡って後から文化を掘り起こすというのはこういう行為の繰り返しなんだろうなと思ったりもする。2024/06/12
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