内容説明
金融恐慌の1927年、江戸青年は当時絶頂期にあった日本最大の財閥・三井合名に入社する。以来70年。団琢磨理事長暗殺、財閥解体、三井不動産事件、東京湾埋め立て、超高層ビル、ディズニーランド建設…。中枢で三井の節目に立ち会った著者が、巨大企業集団の内幕を克明に証言。
目次
第1部 インタビュー 江戸英雄大いに語る
第2部 私の三井昭和史(金融恐慌のなかの三井財閥;三井合名から三井本社へ;GHQによる徹底的財閥解体;財閥商号・商標防衛秘話;三井不動産事件の真相;再建への苦難の出発;三井不動産の新展開;東京ディズニーランドの成功;三井グループの新たな試み)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fuku
0
面白かった。団琢磨とか嫌われてた人とかの話が読みたかった。 2014/04/06
コカブ
0
著者は、1927(昭和2)年に三井合名に入り、財閥解体を経て三井不動産に移った。1955年に社長に就任して三井不動産の礎を築き、74年の退任以後も三井不動産にかかわり続けた。その江戸氏が、戦前の三井合名から戦後の三井不動産の発展までを回顧したのが本書。団琢磨暗殺事件当日の様子や、昔の権威あったころの三井家の様子、財閥解体での三井財閥の対応の様子、三井不動産事件、三井物産合同のゴタゴタ、三井不動産発展の様子(千葉での埋め立て事業、霞が関ビル、ディズニーランド)などを語っている。2013/10/09
Toruo555
0
上司が貸してくれた一冊。財閥解体から日本初の超高層ビルの建設、ディズニーランド開業など、自伝とはいえ、この人が大きく発展させたということがよくわかる。2013/01/14
-
- 電子書籍
- 苺とシャンパンの記憶【分冊】 9巻 ハ…
-
- 和書
- 摩訶不思議な棋士の脳