内容説明
15世紀、百年戦争の渦中で揺れ動くフランスに、忽然とあらわれた救国の聖女ジャンヌ・ダルク。後世の解釈が定着させた“悲劇のヒロイン”のイメージはあまりにも強烈だ。だが、現実のジャンヌとはいったい何者だったのか。当時の時代背景を明らかにしながら、生身のジャンヌを蘇らせる。
目次
1 噂の娘(イメージのジャンヌ;オルレアンの攻防)
2 百年戦争後半の幕あけ(王権横領;党派の争い;分裂するフランス王国)
3 ジャンヌ現代史(オルレアンへ;1420年代;北征)
4 ルーアンのジャンヌ(コンピエーニュの悲歌;裁かれるジャンヌ)
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