内容説明
二度の石油危機、アメリカの累積赤字、ソ連経済崩壊の余波等々、資本主義体制の根幹を襲う激震に、サミットはいかなる対策を講じ得たか。各国政治家の個性がおりなす過去16回の“政治ショー”をふり返り、その舞台裏を探りつつ、国際政治の政策決定過程を明らかにする。
目次
1部 もたれあいの国際政治―ボーダーレス社会としてのサミット(サミットの地経学;サミットの地政学;サミットクラット)
2部 身のまわりの国際政治―マイホーム社会としてのサミット(サミットの生態学;サミットクラシー;サミット・パワー・バランス;サミットの思想;サミットを超えて)
感想・レビュー
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nobody
4
快楽を求めて人を殺す奴もいるのだから、人を突き放し騙すために本を著す奴もいる。CIAエージェントでなくまともな意図をもった物書きならば、やむなく新奇語として概念を提示する場合表記ブレをなくし統一化する。逆用すれば読解を攪乱させ思考を絞らせないようにできる。国際経済システム、世界経済管理、現代国際経済、工業国民主制、国際経済秩序、国際政治経済、経済危機管理システム、国際政治・経済、国際経済パワーの構造、グローバルな経済パワーゲーム、多次元的インパクト、世界の経済パワー構造、先進工業民主主義国、経済パワー基盤2024/01/09