朝日文庫<br> 老いを創(はじ)める

朝日文庫
老いを創(はじ)める

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  • サイズ 文庫判/ページ数 273p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784022605399
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0195

内容説明

“創める”ことさえ忘れなければ、老いもまた楽しからずや―聖路加国際病院の内科医として、人間の老いる過程を見つめ続けてきた著者が、そのさまざまな体験、交友に自らの老いを重ね合わせながら、生きる意義を語る珠玉のエッセイ。

目次

生きる喜び
終生努力
世代を結ぶもの
原点の2人
転ばぬ先の杖
よき習慣の形成
年輪の厚み
再会
避けられぬこと
迷わぬものに悟りなし
チェックアウト
梅に想う
仕事と幸福
南の斜面
良寛をめざした師の生涯
生活楽しめる社会環境
家庭的雰囲気のホームを
老化としてのもの忘れ
ぼけ老人を抱える人々
ホスピスのもたらすもの
老人の生きる姿と死〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Take@磨穿鉄靴

43
母の本棚より。医師である著者の経験から語られる死について老いについてのお話。痴呆についてもかなりの割合でページを割いており他人事には出来ないと感じた。介護する側、される側として。老いや死についてのテーマになると禅やデーケン氏の名前が出てくるのはデフォらしい。この辺りの本を併読しているのでより理解しやすい。これも母の本棚のおかげ。母との交流の再開は生を豊かにするヒントに満ちている。感謝。★★★☆☆2020/10/24

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