朝日文庫<br> わが家の夕めし

朝日文庫
わが家の夕めし

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  • サイズ 文庫判/ページ数 214p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022603760
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0172

内容説明

『アサヒグラフ』連載の「わが家の夕めし」は、20年のロングランを続ける人気のページ。登場した有名人は千人近く、そのなかから百人を選りすぐって―。梅干し、カップヌードルの粗餐から、珍味・佳肴の宴まで、いずれも個性いっぱいの晩餐風景。

目次

田村高広(俳優)
岡潔(奈良女子大名誉教授)
朝比奈宗源(臨済宗円覚寺派管長)
沢村貞子(俳優)
森繁久弥(俳優)
谷口千吉・八千草薫(映画監督・俳優)
佐田の山晋松(横綱)
遠藤周作(作家)
林家三平(落語家)
湯川秀樹(京大教授)
篠田正浩・岩下志麻(映画監督・俳優)
檀一雄(作家)
池田大作(創価学会会長)
瀬戸内晴美(作家)
荒川豊蔵(陶芸作家)
市川寿海(歌舞伎俳優)
松本清張(作家)
山田風太郎(作家)
堀田真快(高野山真言宗管長)
飛鳥田一雄(横浜市長)
小田実(作家)
中山善衛(天理教真柱)
坂高麗左衛門(陶芸作家)
浪越徳治郎(日本指圧学校校長)
三浦綾子(作家)
筒井康隆(作家)
貴ノ花満(小結)
庄司薫(作家)
鈴木清順(映画監督)
陳舜臣(作家)
稲垣足穂(作家)
滝田ゆう(漫画家)
中村武志(作家・東京間借人協会会長)
土井勝(料理研究家)
近藤啓太郎(作家)
畑正憲(作家)
ミヤコ蝶々(タレント)
横山隆一(漫画家)
井上ひさし(作家)
佐伯達夫(日本高等学校野球連盟会長)
永井龍男(作家)
中村汀女(俳人)
岡本太郎(画家)
草野心平(詩人)
平山郁夫(画家)
林家正蔵(落語家)
谷川徹三(哲学者)
寺山修司(詩人・天井桟敷主宰)
ドナルド・キーン(コロンビア大学教授)
山藤章二(イラストレーター)
小林亜星(作曲家)
三国連太郎(俳優)
横尾忠則(画家)
森敦(作家)
中村紘子(ピアニスト)
熊谷守一(画家)
今東光(作家・中尊寺貫主)
西川きよし(タレント)
中村歌右衛門(歌舞伎俳優)
辻嘉一(懐石料理辻留主人)
市川房枝(参議院議員)
悠木千帆(樹木希林)(俳優)
田村隆一(詩人)
麿赤児(舞踏家・大駱駝艦主宰)
高橋義孝(九大名誉教授)
金子信雄(俳優)
小池朝雄(俳優)
大宮敏充(喜劇俳優)
小西得郎(野球解説者)
丹羽文雄(作家)
柳原敏雄(日本料理研究家・近茶流宗家)
三遊亭金馬(落語家)
川口浩・野添ひとみ(俳優)
斎藤茂太(神経科医)
小野正吉(ホテルオークラ調理部長)
梅原猛(京都芸大学長)
丹下健三(建築家)
鰐淵晴子(俳優)
大島渚(映画監督)
松本幸四郎(歌舞伎俳優)
田辺茂一(紀伊国屋書店社長)
半村良(作家)
アントニオ猪木・倍賞美津子(プロレスラー・俳優)
八代英太(参議院議員)
唐十郎(状況劇場主宰)
江田五月(参議院議員)
山田太一(シナリオライター)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばう

54
★★★★この本は手元に置いておきたいなぁ。でももう絶版になってるみたいで(涙)これは紛う事なき昭和の食卓。子供の頃を思い出し、何だかとっても懐かしい。登場するのは本当に錚々たる面々です。宗教家の方、芸能人、政治家、作家、スポーツ選手、兎に角凄い人達ばかりなんです。雑誌の撮影ということで普段よりはよそゆきの料理なり、表情なのだろうけれど、それでも家族や親しい友人と一緒のご飯だから素の顔が見えるようです。筒井康隆氏のご長男のやんちゃぶりがハンパない!ムツゴロウさんの食卓には何とクマも!是非図書館で借りてみて。2015/10/19

きゅー

8
雑誌「アサヒグラフ」の連載を集めたもの。この連載は昭和42年に始まり、各界の著名人の夕めし風景を写真に収め、当人の解説を添えている。いまこの一冊を開けば半世紀ほど前の当時の食卓の様子や雰囲気が楽しめると同時に、さまざまな有名人の若かりし頃の姿を知ることができ、なかなか興に乗ずることこの上ない。登場しているのは遠藤周作、松本清張、三浦綾子、筒井康隆、瀬戸内晴美、湯川秀樹、池田大作など錚々たる顔ぶれ。土井勝の夕食風景には、まだ若い土井善晴の姿が。畑正憲(ムツゴロウ)は、なんとヒグマとともに夕食を摂っている。2021/12/06

なー

4
アサヒグラフの人気コーナーだった「わが家の夕めし」から抜粋して文庫にまとめたもの。登場する人達が本当に様々で飽きることがないです。私の知らない方も当然大勢いらっしゃいますが、例えば土井勝さんの食卓には14歳の土井善晴さんがいたり麿赤児さんの劇団仲間と囲む卓には赤ちゃんの大森南朋さんがいたり唐十郎さんの頁には大鶴義丹さんがいたりする。当たり前といえば当たり前なんだけど、「有名人」の方達にも家があって家族がいて、ご飯を食べたりしてるんだなあ…と。ほんとにそんなの当たり前なのにね(笑)2023/02/21

なこ

2
著名人の夕食を撮った写真+インタビューで構成される本。食卓も普段通りのもあれば気張って張り込んだものもある。個人的にはしょっつる鍋を食卓にのぼらせた金子信雄さんが好印象。鍋の〆にまで言及していて、食いしん坊なんだなと思わされる。2013/03/10

トライ

1
有名人の夕めし写真集。昭和40年代中盤から50年代前半あたりだけど、そんなに今と変わらないものを食べている気が。写真撮るということで、はった部分もあるんだろうけど。有名人の人選がアントニオ猪木、佐伯達夫、植村直己、小西得郎に唐十郎(幼い大鶴義丹が写ってる)、ムツゴロウさんとクマのどんべえ、林家三平、市川房枝、荒畑寒村、物集高量、池田大作まで多種多彩。何より印象に残ったのは猪木と写ってる倍賞美津子がなんかエロイってとこでした。2012/11/01

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