朝日文庫<br> 街道をゆく 〈14〉 南伊予・西土佐の道

朝日文庫
街道をゆく 〈14〉 南伊予・西土佐の道

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  • サイズ 文庫判/ページ数 192p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022601841
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0126

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レアル

54
街道をゆくホームページで取材ルートを確認しながら読んだ。この辺りは母の実家がある場所で私にとってもなじみ深い所だ。中でも興味深いのは松山城と城下町を作った加藤嘉明と宇和島藩の伊達家の歴史物語。そして焼き物も大好きなので砥部焼の記述も面白い。次回のお墓参りに訪れた際には、そんな紹介された場所などをじっくり訪れたい。2017/03/06

さつき

50
『花神』からの流れで手に取りました。四国はほとんど訪れたことがないので、どの章も新鮮。イネや二宮敬作、村田蔵六関連のほか、宇和島藩初代藩主伊達秀宗の話しが面白かったです。2017/06/22

AICHAN

36
図書館本。南伊予、南土佐を巡る。「われわれが持続してきた文化というものは弥生式時代に出発して室町で開花し、江戸期で固定して、明治後、崩壊をつづけ、昭和40年前後でほぼほろびた。…が…宇和島にはなにごとかが遺っており…」。私が一度は行ってみたいと思っている土地だ。宇和島藩は伊達政宗の長男が襲封した町。私は仙台出身なので宇和島には昔から興味があるのだ。気候・風土は仙台とはまるで違って温暖でのんびりしている。しかし幕末には開明化した。そんな町を歩き、歩き疲れたらみかん畑の斜面から伊予灘(宇和海)を望んでみたい。2017/10/08

Tadashi_N

35
伊予の穏やかさは、昔から続いてきた。土佐との対比が面白い。2018/01/18

キムチ27

26
英明遼太郎氏らしからぬオンボリとした旅が続いていた。というかこの南伊予の風土がそうさせているのか。題名に偽りありで土佐はかすっている程度。圧倒的に愛媛~大洲伊予に時間を割いている。個人的な趣向が強く入っているようで、伊予に入部してきた伊達藩の哀しみというか汗をしきりと語っている。私も個人的に思うこの宇和島、松山の人々の奥深さ。色々な人が訪れ、英気を吹き込み思想を熟成させた。陸の涯と言われつつも(高松から遠かったこと!)歴史に名を残している。素晴らしい街だ。先日学んだばかりの卯建の紹介もあった。2014/03/18

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