朝日文芸文庫<br> 街道をゆく 〈2〉 韓(から)のくに紀行

朝日文芸文庫
街道をゆく 〈2〉 韓(から)のくに紀行

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  • サイズ 文庫判/ページ数 276p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022601728
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0126

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

66
著者がぼったくりマッサージ(マッサージ師は善人です)について、儒教や儒教が生み出したと云う官僚制度やらなんやらかんやらをあれこれ持ち出して長々と考察しまくっているのが可笑しくもありまた興味深くもありました。2017/10/21

ehirano1

63
私は韓のくについてホントに何も知らないんだなぁ、とツクヅク思いました。2017/08/12

紫羊

31
初めて知ることが多かったが、なかでも、豊臣秀吉の朝鮮の役のときに、降伏して朝鮮側の武将として活躍した沙也可という人物について書かれた部分が興味深かった。沙也可が王から与えられた慕夏堂の村に今も暮らす子孫たち、掛稜で野遊びをしていた七人の翁たち、亀旨峰の麓で出会った釜山の小学校の校長先生…それらの人々との邂逅が、司馬さんにとってどれほど感動的な体験だったか、読んでいて胸がじんとするほどだった。2014/03/23

Tomoichi

28
20年近くぶりの司馬遼太郎です。このシリーズは以前何冊か読んだ記憶があるがいつか全部読もうと思いつつ年月を重ねてしまった。さて本題、昭和46年に韓国へ行った際に考えた韓国論と言っていい内容。文中、布施や名張など懐かしい地名が出てきたり在日に多い金海さんの本貫地金海の話、新羅や百済の話や秀吉の朝鮮征伐の話など盛りだくさん。韓国朝鮮人への愛を感じるがその著者が語る彼らの宿痾的性格は受け入れがたい。失われた古き韓国を知る一冊です。2017/06/01

mikarin

26
BTSが好きになってから再読したいと思ってた本。実家の本棚を漁って探してきました。前に読んだのは2014年でしたが内容を全然覚えてなくて自分にビックリ。記憶力とは…?あらためて読んだら新鮮でとても面白かった。1971年の韓国の田舎の風景。上代からずっと、深いところで否応なく繋がっている隣の国。似てるけど違う。違うけどなんとなく似てる。「推し」と似てるところがあるとちょっと嬉しい。釜山や大邱が出てきてそれも楽しい。今の時代にこんな風におおらかに歴史の中を自由に行き来しながら韓国について書ける人っているかな?2022/12/31

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