出版社内容情報
築地小劇場を小山内薫とともに創った土方与志。その激動の生涯と業績を、与志の演出助手をしていた著者が書き上げた渾身の評伝。
内容説明
築地小劇場を創った演出家、その波瀾の生涯と仕事。
目次
牢獄から解放されて
那須野山荘の日々―「なすの夜ばなし」を書き始める
祖父久元のこと、少年期の与志
小山内薫に弟子入り
ヨーロッパ演劇修行
築地小劇場の創設へ
「灰色の築地小劇場」とは
戦後の『人形の家』演出までの歩み
スターリン体制下のソ連で
フランスでの亡命生活
『人形の家』『真夏の夜の夢』『復活』などと映画出演
前進座演出顧問・青共中央演劇学校と舞台芸術学院
一九五〇年代の苦闘と前進座での演出作品
築地小劇場の伝統を受け継ぐ新劇団と大劇場進出の前進座での演出
著者等紹介
津上忠[ツガミタダシ]
1924年、東京に生まれる。劇作・演出家。日本演劇協会監事、日本民主主義文学会幹事、前進座座友(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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