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朝日選書
宇宙飛行士は早く老ける?―重力と老化の意外な関係

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022599056
  • NDC分類 491.358
  • Cコード C0340

内容説明

過酷な訓練に耐えた宇宙飛行士が宇宙から戻ってくると、その肉体に年老いた人と同じような兆候がみられるのはなぜなのだろう。無重力状態で宇宙飛行士の肉体に起こる変化は、老化の症状とあまりにも似ている。立っていても座っていても、歩いたり走ったりしていても、私たちを地面に引きつけている重力は、私たちの骨や筋肉や身体の感覚をいつも刺激して、良い状態に保つ働きをしているらしい。だから重力の影響を受けない宇宙空間では、宇宙飛行士は一時的に老化してしまうのだ。家に閉じ篭もってごろごろして過ごす、ちょっとした移動も歩かずに車を使う…まるで重力の恩恵を避けているような生活は、歳をとって辛い症状に悩まされる原因!重力と身体の驚くべき関係を明らかにした、元NASAライフサインス部門責任者による、重力の力を借りて健やかな老いを迎えるための知恵。

目次

1 宇宙飛行士は本当に宇宙で歳をとるのでしょうか
2 骨にかかる力
3 筋力をつける
4 感覚、バランス、そして調和
5 なぜ、姿勢を変え続けることが大切なのでしょう
6 体内時計と重力
7 何を食べたらよいのでしょうか
むすび―重力と寿命

著者等紹介

ヴァーニカス,ジョーン[ヴァーニカス,ジョーン][Vernikos,Joan]
元NASAライフサイエンス部門責任者。宇宙医学の開拓者として知られる

向井千秋[ムカイチアキ]
宇宙飛行士。慶應義塾大学医学部卒業。1985年、日本で初めての宇宙飛行士に、毛利衛、土井隆雄の両氏とともに選ばれる。1994年、スペースシャトル「コロンビア」号に搭乗して、初の宇宙飛行。1998年にはスペースシャトル「ディスカバリー」号に搭乗して、77歳の元宇宙飛行士で上院議員だったジョン・グレンとともに「無重力と老化」についての数々の実験を行う。現在、ストラスブールの国際宇宙大学客員教授

白崎修一[シラサキシュウイチ]
医師。弘前大学医学部卒業。1999年、4回目の宇宙飛行士選考で最終まで残った8人の1人。現在、札幌秀友会病院勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2022/08/08

Mr.deep

1
学術書の皮をかぶった健康本。何を考えてこのフォーマットにしたのか非常に謎2021/11/21

Masayuki Sayama

0
宇宙飛行士と健康について、高齢者の健康維持について参考にしているとのことでした。2012/04/15

hiromi

0
無重力状態におかれた宇宙飛行士の体におこるさまざまな変化と老人のそれがとても似ているというのは驚きの発見でした。2009/11/21

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