犯人よ、話してくれてありがとう―長野生坂ダム事件の真相を追った母の23年

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022579003
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0095

内容説明

これで「自殺」と言えるか?ロープで固く縛られていたのに自殺と即断、いままた犯人自白を隠し続けた警察。教えてくれたのは、わが子に手を下した犯人だった!母の執念の年月を、いま妹がたどる。

目次

第1章 警察からの一本の電話
第2章 動きはじめた時間
第3章 23年前の朝、兄は出かけた
第4章 遺体発見
第5章 兄が誕生するまで
第6章 私とちいちゃい兄ちゃん
第7章 父の自殺、母の天理行き
第8章 時効を待った犯人の自白
第9章 縛られたロープの結び目
第10章 公安委員会はなにを調べたのか?
第11章 「厭世的」はどこからきた?
第12章 なぜ犯人に感謝しなければならないのか

著者等紹介

小山順[コヤマジュン]
1964年生まれ。長野生坂ダム事件の被害者小山福来の妹。事件当時は中学3年生だった。現在、母はつ恵をささえ、会社勤務の合間に兄の知り合いを訪ねては、当時の話を聞き直している
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

1
ふむ2023/07/13

まーしゃる

0
「お兄ちゃんは自殺じゃない」と同様、他殺を自殺と処理されたケース。被害者家族がなぜ憎き犯人に感謝せねばならなくなったのか、その過程が綴られている。内容には直接事件と関連のない両親の生い立ち等の話も多かったが、最後まで興味深く読めた。しかし警察の闇は深い・・・2015/08/24

yaghon5

0
警察の不誠実な対応...辛いです。無念の思いがとても伝わってきました。2014/08/02

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