内容説明
鋭い問題意識と深い考察にもとづく「知恵」をわかりやすく説く。
目次
1 日本人はいかに生きるべきか(「教養」とは何か;「自分とは何か」から始まる学問;大学で何を学ぶか;人間同士の絆としての「集団の教養」―リーダーに求められる「教養」とは何か)
2 大学の危機(家政学の将来;学問の現状と大学の将来;大学で教養は教育できるか;教養教育の将来 ほか)
著者等紹介
阿部謹也[アベキンヤ]
1935年生まれ。一橋大学経済学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。小樽商科大学教授、一橋大学教授、一橋大学学長を歴任。現在は一橋大学名誉教授、共立女子大学学長
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感想・レビュー
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tochork
1
現実的な哲学。自分の取る行動(あるいは歩む人生)を自分で決定する力をつけなさいと説いている本。もう少し広範囲の人に当てはまるよう抽象的にいうと、どのように世界と向き合うかを自分で決定する能力。それを身につけていることを著者は「これからの教養」があると述べていた。一理あるなーと思いました。ただ、僕は同意できなかったけど。 / あと、講演を集めているのかな。常に語りかけてくる文体ですので、非常にねちっこいです。ちょっぴりうざったかったw2011/01/27
すぐる
0
○2011/08/18
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- 和書
- 沙門空海 ちくま学芸文庫