憐憫

個数:
電子版価格
¥1,500
  • 電子版あり

憐憫

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 167p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022518682
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

かつて子役だった沙良は、芸能界で伸び悩んでいた。自分の正体をまったく知らない人間に出会いたい──そんな折に酒場で偶然出会った柏木という男に、たまらない愛しさと憐憫(れんびん)を感じた──。愛に似て、愛とは呼べない関係を描く、直木賞作家の野心作。

内容説明

洪水のように押し寄せるこの切ない感情。息もできないくらいに。そしていつしか、私は彼を手放せなくなっていた―。

著者等紹介

島本理生[シマモトリオ]
1983年東京都生まれ。2001年「シルエット」で第四回群像新人文学賞優秀作を受賞。03年『リトル・バイ・リトル』で第二五回野間文芸新人賞を受賞。15年『Red』で第二一回島清恋愛文学賞を受賞。18年『ファーストラヴ』で第一五九回直木三十五賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

315
島本 理生は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 微妙な愛の物語、頁数の割に心にずっしりと来ます。 精神的に不安定な女優とは、付き合いたいような付き合いたくないような・・・ 今年のBEST20候補作です。 https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=238542022/11/20

旅するランナー

259
彼が分かっている、ということを私は分かっている、ということを彼が分かっていること。子役から芸能界で生き、伸び悩みを感じている女優が出会う、自分本来の姿を見透してくれる男性。悟りのような恋、美しき憐憫に心奪われました。2023/03/31

まちゃ

170
島本さんらしい少し歪んだ男女の関係と、その心の機微を描いた物語。「自分の正体を知らない人間に出会いたい」という心情は分からなくもないですが、だからと言って一線を超えられるものでもないですね。それを疑似体験するのが小説という意味で興味深い作品でした。【憐憫】「かわいそうに思うこと」「あわれみの気持ち」「ふびんに思うこと」2022/12/19

モルク

136
10代から女優をしている沙良。若い頃に貯めていたかせぎを母や親戚に根こそぎくいものにされ摂食障害に。その治療も一人でやった。テレビマンの夫と結婚したが孤独は癒されることはない。そんなとき知り合った柏木。謎は多いがわかりあえる気がする。しっくりくる関係。付かず離れずだが彼を求める沙良。でもそんな日々が長く続く筈もない。彼なしでも自分と向き合える、その後の彼女はもう孤独ではない。繊細であり余韻の残るストーリー。2024/01/25

おしゃべりメガネ

136
憐憫(れんびん)とは「かわいそうに思うこと。あわれむこと。あわれみ」。なんとも島本さんらしいタイトルであり、作品だなと。僅か170ページにも満たないボリュームでありながら、相変わらず謎に不安定な女性を書かせたら、天下一品ですね。細々と芸能界に居続ける女優「沙良」は人妻でありながらも、出会い系バーにてミステリアスな男「柏木」と出会う。そこからはある意味、定番ともいえる島本さんワールドが展開されますが、タイトルにあるように'かわいそうに思う'のは果たして誰が誰に対してかは、読み手に委ねられるのかもしれない。2022/11/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20345755
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品