出版社内容情報
秋になるとイロハモミジをはじめとする落葉樹の木の葉が、通学路や散歩道などいたるところで見かけるようになります。小学校では秋の行事として落ち葉拾いなどの校外学習も行われ、落ち葉は子どもたちにとって、自然に親しむための身近な素材です。
本書のはじめでは、一番身近なイロハモミジの木の葉にスポットを当て、緑色の葉が黄色にオレンジ色に、そして、真っ赤に変化していく様子を定点写真で紹介していきます。その他、どの木から葉が落ちるのか、また、落ち葉が森の動物の食料になったり、分解者によって木々の栄養になって循環していく様子を写真やイラストで解説していきます。さらに、落ち葉を使った楽しい工作もご紹介。落ち葉について深く、楽しく学べる1冊です。
【目次】
パート1 イロハモミジのひみつ
パート2 どうして葉っぱの色は変わるの?
パート3 イチョウの葉っぱで遊ぼう!
パート4 紅葉のひつみ
パート5 落ち葉と生き物の関係
パート6 サクラやほかの木々の落ち葉のかたち・色くらべ
パート7 公園でひろえる落ち葉
パート8 調べ学習に最適 ほかにもいろいろある落ち葉のひみつ
内容説明
落ち葉を美しいと感じるのは落ち葉の中にいのちの物語が隠されているからです。一枚の落ち葉を拾ったらそっと耳に当て葉っぱのささやきに耳を澄ませてみましょう!
著者等紹介
飯田猛[イイダタケシ]
散歩家、編集者。出版社勤務後、フリーランスの作家・編集者として活動中。また、森の落とし物をこよなく愛する散歩家として、日本各地の森を精力的に探索している
亀田龍吉[カメダリュウキチ]
自然写真家。千葉県館山市生まれ。植物や鳥をはじめ、人間を含めたすべての自然をテーマに独自の視点で活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。