キッズ・アー・オールライト―The Kids Are Alright

個数:
電子版価格
¥1,699
  • 電子版あり

キッズ・アー・オールライト―The Kids Are Alright

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月28日 03時24分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022518613
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報



丸山正樹[マルヤママサキ]
著・文・その他

内容説明

子供たちからのS.O.Sが聞こえる。ストリートに生きる日系ブラジル人の少年。介護に追い詰められるヤングケアラーの少女。不器用な、「見えない存在」である彼らを、今日も見守る大人たちがいる。

著者等紹介

丸山正樹[マルヤママサキ]
1961年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部演劇専修卒業後、シナリオライターとして活動。2011年松本清張賞に応募した、「ろう者」を主題としたミステリ『デフ・ヴォイス』で作家デビュー。以後、社会的に「見えない存在」に焦点を当て、創作を続ける。22年、「身体障害」を主題とした『ワンダフル・ライフ』が「読書メーター OF THE YEAR 2021」総合第1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

281
子供は、誰かへの「責任」なんて考えなくていい。自分のことだけを、自分が毎日をどうやって楽しく過ごせるかだけを考えて生きていればいい。それを許されている生き物を「子供」と呼ぶのだ。学校に行きたくなければ行かなくていい。義務教育の義務とは「学校に行かなければならない」というこではなく、「大人が子供に教育を受けさせなければならない」という意味なのだから。ヤングケアラーと在留外国人の子供たちを描いた本作のこれらの訴えに、大人として襟を正さなければならない。この本を読んで、子供たちを守る義務があると感じます。2022/11/27

いつでも母さん

190
こんな子どもたちに誰がした!苦しい苦しい読書だった。丸山さんはいつも私の心を射抜くよね。その瘡蓋は前のが剝がれ落ちないうちに今回もまただ(褒めてます)ラストの一文『それでもきっと―子供たちは大丈夫。問題なのは、自分たち大人の方なのだ―。』そう、問題は私たち大人なのだ。ちょっとだけ違和感があるのは装画・・イメージの二人はもっと大人な感じだが、これはうさこの妹と弟なのだろうか?子供たちからのS.O.S‥私に聞こえてるか?2022/09/26

しんたろー

156
丸山さんに惚れ込んだ佳作『漂う子』で重要な脇役だった、うさこ&シバリの二人の視点を主軸にして、今日的な問題を様々な角度で抉りながら、コロナ禍の近年を振り返るような内容…この数年で更に深刻化しているヤングケアラーと日系外国人の現状が特に描かれていて、ろくに知らなかった自分が恥ずかしい。社会や行政の歪みを問題提起しているのが意義深く、それでいて堅苦しくなく共に考えられるように読ませてくれるのが丸山さんらしさで、根底に情熱や希望を感じる。数年置きで良いので、その時の状況を織り込むシリーズとして是非続けて欲しい。2022/10/21

ウッディ

145
言葉やいじめの問題で、学校に通うことのできない日系ブラジル人、祖母の介護のために自分の時間を使わざるを得ない女子高生、自分自身にはどうすることもできない問題で、苦しんでいる若者たち。彼らが発する微かなSOSに、耳をすまして聞き取ろうする人たちがいることに救いを感じた。認知症になってしまった大好きな祖母、忙しい両親に代わって優しく面倒を見てくれた彼女の介護を一人で背負い込んでしまった女子高生など、大人にならざるを得なかった少年少女がもう少しだけ子供でいられるような世の中であってほしいと思う。2022/11/29

fwhd8325

139
移民、難民の問題も子どもたちのことも、これが現実と言われればそれまでなんだけれど、私が子どもだった時代は、どうだったのだろうと考えます。気がつかなかっただけとも思えません。社会が寛容だったなどとも言いません。ただ、人が人を尊重していたし、人のことを考えることが当たり前だったのかなと思います。丸山さんの作品は、自分自身を省みることを教えてくれます。2023/05/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20116287
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品