出版社内容情報
数学の全域にわたってその基礎をなす無理数論について詳説し,それをもとにして解析学の主要概念である極限の理論を系統的に解説.
内容説明
本書は、解析学の基本概念である極限の演算が行なわれる場としての実数の体系が有理数系をもとにしてどのように構成されるか、実数系という場で極限の理論がどのように展開されるかについて、くわしく解説したものである。
目次
第1章 有理数
第2章 無理数論
第3章 ベキと対数
第4章 数列の極限
第5章 数列の特殊形式
付録 超越数
著者等紹介
小松勇作[コマツユウサク]
1940年東京大学理学部数学科卒業。東京工業大学名誉教授。理学博士。医学博士(2004年没)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。