出版社内容情報
先進国のみならずほとんどの地域は、今世紀後半にはおそらく人口減少局面に入る。21世紀後半には、もっとも貧しい地域であるアフリカでのみ人口が増えていくのだ。そして、アフリカに内在する人口ダイナミズムが人類のあり方を変えていく。アフリカニストの大家が描く、世界、日本の未来とは。
内容説明
人口ダイナミズムは人類のあり方を変えてきた。そして、先進国のみならずほとんどの国は今世紀中に人口減少局面を迎える。しかし、もっとも貧しい地域であるアフリカでのみ人口が増え続けるのだ。アフリカニストが見る“人類アフリカ化”の世界。
目次
第1章 人口革命と人口転換(それはブリテン島から始まった;人口転換論 ほか)
第2章 グローバル人口転換(開発途上国の登場;国連の人口予測)
第3章 アフリカの人口動向(アフリカの人口を推計する;HIV/AIDSの傷跡 ほか)
第4章 人口と食糧(世界の食糧供給;アフリカの食糧供給 ほか)
第5章 人口と経済(人口減少の経済学;人口経済学 ほか)
著者等紹介
平野克己[ヒラノカツミ]
日本貿易振興機構(JETRO)アジア経済研究所上席主任調査研究員。1956年北海道小樽市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒、同大学院経済学研究科博士課程前期修了、同志社大学より博士号(グローバル社会学)。外務省専門調査員(在ジンバブエ日本国大使館)、笹川平和財団を経て1991年にアジア経済研究所に入所。その後、南アフリカ国際問題研究所客員研究員、ウィットウォータースランド大学客員研究員、ジェトロ・ヨハネスブルグセンター所長、地域研究センター長、JETRO理事を経て2020年より現職。主な著作は『図説アフリカ経済』(日本評論社、2002年、国際開発研究大来賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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