出版社内容情報
日本共産党について今、どれほどの人が正しく理解しているのか? 戦前に遡り、公式文書とされる複数の党史の中から、その後、削除された「不都合な真実」を掘り起こし、格差是正、気候変動、ジェンダー平等といったグローバルな課題に取り組む表側の姿勢からは見えない真の姿に迫る。
内容説明
日本共産党は「普通の政党」ではない。革命を目標とした結社で、独自の理論、規則、さらには掟がある。「統一戦線戦術」を持つ共産党が加わった野党勢力が、今後、政権奪取するために、共産党は急進左派の潮流に乗り路線転換するのか?格差是正、ジェンダー平等、気候危機打開…「なにより、いのち。」の裏にある、もう一つの姿。
目次
序章 なぜ今、日本共産党を論じるのか
第1章 結党前夜と社会状況
第2章 山川均と福本和夫
第3章 野党共闘による転換点
第4章 「日本共産党スパイ査問事件」と宮本顕治
第5章 占領軍をめぐる見解
第6章 「50年問題」と六全協
第7章 『新・綱領教室』を読む
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年生まれ。同志社大学神学部卒業。同大学大学院神学研究科修了。85年、外務省入省。在ソ連・在ロシア日本大使館勤務。対ロシア外交などで活躍。同志社大学神学部客員教授。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞)、『十五の夏』(梅棹忠夫・山と探検文学賞)、『池田大作研究』『プーチンの野望』など多数。外交、政治、文学、歴史など幅広い分野で執筆活動を展開した功績により、2020年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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