誰も断らない―こちら神奈川県座間市生活援護課

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誰も断らない―こちら神奈川県座間市生活援護課

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  • サイズ 46判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022518255
  • NDC分類 369.2
  • Cコード C0036

出版社内容情報

生活困窮者支援の取り組みで注目を集めている神奈川県座間市。「誰も断らない」をモットーに、官民がタッグを組み困窮予備軍にも救いの手を差し伸べている。人口13万人ほどの小さな自治体で奮闘する型破りな職員たちの姿を追う渾身のルポ。

内容説明

生活困窮者とその予備軍を可視化し、必要な手を差し伸べている「座間市生活援護課」と「チーム座間」。そのきめ細かなサポートは全国から注目を集めている。社会からこぼれ落ちる人が急増する今、彼らの取り組みから解決の方途を探る。

目次

第1章 断らない相談支援
第2章 チーム座間
第3章 「食」と「住」を支えるNPO―フードバンク
第4章 「働きたいのに働けない」の現実―就労準備支援
第5章 閉じこもる人々を可視化する―アウトリーチ
第6章 子どもの居場所を作る
第7章 生活援護課の人々
第8章 規格外の役人
第9章 対談 困窮者支援の未来―林星一(神奈川県座間市生活援護課課長)×生水裕美(滋賀県野洲市市民部次長)

著者等紹介

篠原匡[シノハラタダシ]
作家・ジャーナリスト・編集者。1999年慶應義塾大学商学部卒業後、日経BPに入社。日経ビジネス記者や日経ビジネスオンライン記者、日経ビジネスクロスメディア編集長、日経ビジネスニューヨーク支局長、日経ビジネス副編集長を経て、2020年4月にジャーナリスト兼編集者として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

137
「誰も断らない」という題名を見て「当り前やろ!」と思った。しかし、座間市の生活困窮者支援の取り組みは当り前どころではない。「困窮者支援の本質は、困窮状態に陥る前に手を差し伸べること」という意識の中で、役所内の組織の壁を取り払い、外部の団体と連携して「チーム座間」として取組む。基礎自治体の任務は「命を守るサービス」だと言う。「それができない自治体に存在意義があるか」との使命感に満ち、自分たち側から弱者に繋がっていこうとする素晴らしい人たちがいる。これは「誰も断らない」というレベルを遙かに超えた取組みである。2022/09/14

モルク

117
座間市生活援護課の取り組み。生活困窮者やその予備軍にいる人たちに手を差しのべ助けを求めてくる人を決して断らない。本当はそれが自治体として当たり前のこととしても実際に行動するのは難しい。金銭、食料、就業…様々な問題がありそれが一人の人であっても複雑に絡みつく。まずはそれをほぐしていくところから始まる。とても煩雑な作業。NPOなど「チーム座間」との協力をうまく活用し取りこぼしのないようケアする。「大丈夫」という声は本当に大丈夫なのか耳を澄ます。我が市にも座間を参考にしてこのような取り組みをして欲しい。2023/03/24

ナミのママ

76
2015年に施行された生活困窮者自立支援法は、生活保護に至る前段階の困窮者を対象に相談や給付金支給を行なっている。どの地域・地区にも窓口があるのだがどのくらい知られているのだろう?座間市は生活保護と自立支援の両窓口が同じ「生活援護課」にあり「断らない相談支援」を看板にあげている。本書はその解説や事例。小さな行政をうまく活かして官民連携と小回りのきく支援。風通しの良さだがそこには奮闘する職員がいる事を忘れてはならない。役所を飛び出して行動し、民間も含めてミーティングを行う姿勢に頭が下がる。2022/10/16

けんとまん1007

74
何かができる筈、今はできなくても少しでも近づくことはできる・・・その積み重ね。できそうで、なかなかできないこと。それでも、近づけると思う。ここでは、生活困窮者支援が中心テーマとなっているが、それに留まらない。見過ごされてしまう人たちの存在に気づくこと、眼を向けることから。最近、ますます強くなっている風潮が、ごくごく一部だけにフォーカスし、やってる感だけ・・の繰り返し。心に残るワードは「まねる」「つなぐ」「壊す」そして、何よりも「耕す」の言葉。今の自分に、ピッタリとくる言葉。2022/09/12

たまきら

52
低賃金。コロナ禍。値上げ。増税。大人が、若者が、学生が、息切れしている。生活保護を受けようとしても、「貯金が20万円あるじゃないですか。なくなってからまた来てください」と断られた話を聞いた。生活保護の人を減らし、財源を確保して職員が褒められた、なんて恐ろしい話も聞いたこともある。「誰も断らない」?それどころか、転出した人にまで手を差しのべている…。相談できる人がいる。断られない場所がある。それがスタンダードならどれほどいいか…。色々身近で聞く話と比較しながら読了。2022/12/09

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