老婦人マリアンヌ鈴木の部屋

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老婦人マリアンヌ鈴木の部屋

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022517456
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

〇酒井順子さん推薦!介護する人、される人、そして介護で儲ける人。色気と欲気を惹き寄せるマリアンヌ鈴木の部屋は、何てカラフル! こんな風に老いてみたい。◯作家でフランス文学研究者の著者にとって、パートナーと父母の介護と最期を看取り、自らは大腸がんとうつ病の25年だった。ようやく辿り着いた快活で人間味たっぷりの「老活小説」。ダメ男や老いの入り口にたつ人びとのどこか陽気な連作短編集。◯昔も今も人はせつなく老いていく。横浜山手の洋館に住む老婦人は青い部屋のベッドに横たわるが、ときにフランス小話も語る。離婚・退職ののちにモエはヘルパー資格を取り、突然の宝石熱にとりつかれてネットオークションにはまっている。やり手の実業家のトチ中野は介護事業所「スマイル光」からモエをマリアンヌ鈴木宅に派遣した。トチの連れ合いで甲斐性なしのリチャードや美にこだわって整形を繰り返す大道芸人のミッキーなど、老婦人の仲間はひと癖あってみな愉快だ。トチ中野は地域包括支援センターでの人脈を通じて、シニア婚活パーティ「ひなげし会」を開催してひと儲けを企んでいる。老婦人はここで若き日の意外な過去に出会うが……。◯目次第一話 老婦人マリアンヌ鈴木の部屋第二話 雲根第三話 河童とマサイ第四話 薔薇の動物園最終話 マリアンヌ修復研究所

内容説明

昔も今も人はせつなく老いていく。青い部屋で老婦人はベッドに横たわるが、ときにフランス小話も語る。宝石のヤフオクにはまるヘルパーのモエ、横浜でなりあがる介護実業家のトチ中野、見てくれはいいけれど甲斐性なしのリチャード、整形を繰り返す大道芸人のミッキー…仲間に囲まれた老婦人は、シニア婚活パーティーで意外な若き日の過去に出会うが…。パートナーと父母の介護と看取り、著者自らの大腸がんとうつ病の25年。辿り着いた快活で人間味たっぷりの「老活小説」。

著者等紹介

荻野アンナ[オギノアンナ]
1956年横浜市生まれ。作家。慶應義塾大学文学部教授。フランス政府給費留学生としてパリ第四大学に留学し、ラブレーを研究、1986年ソルボンヌ大学博士号取得。1991年『背負い水』(94年文春文庫)で芥川賞、2002年『ホラ吹きアンリの冒険』(文藝春秋)で読売文学賞受賞。2007年フランス教育功労賞シュヴァリエ叙勲。2008年『蟹と彼と私』(集英社)で伊藤整文学賞受賞。2005年十一代目金原亭馬生師匠に弟子入り、金原亭駒ん奈を名乗る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kei302

59
介護系小説。読み慣れない文体で流れに乗れず。お金持ちのマダムの部屋で起きるあれやこれや。独特すぎて ついてゆけず。 介護や身体の不調を綴った明るい「老後小説」は今後需要が見込まれる。たぶん。2021/04/03

toshi

9
離婚して仕事も辞めて姪のクリコと共に暮らしているモエが、ひょんなことから老婦人マリアンヌのホームヘルパーになる。 その後は、どうでもいい話がグダグダ続くつまらない話。2021/02/20

おーね

7
会社を辞めてしまったモエの次の仕事はマリアンヌの介護。姪のクリコはフランス語の会話をアルバイトに。訳された会話が笑えるような哀しいような。でも別世界で起こるような介護でした。2021/05/16

らびぞう

6
90歳にして優雅なマリアンヌ婦人を軸に、彼女を取り巻く、娘エリ、ヘルパーのモエ、その姪っ子で大学院生のクリコ、モエの雇い主であるトチ、そうして、トチの夫リチャードとトチの息子ミッキーの人間模様。それらが、吉本新喜劇のように、ずっこけたり、ちょっとお涙ちょうだいの章もあり、みんなのドタバタの様子を、「年齢重ねても、女はパワフルなんやなぁ」と思わせるお話。トチ中野がやってるスピリチュアル的な催しは実際あるし、それに「え〜わぁ」とハマる人もいる。宝石、男、それに、老活。合間に、おフランス旅行もある。2024/08/16

hiromura

6
荻野アンナさんは、顔も浮かぶのに、読むのは数十年ぶり?2作目。面白かった。横浜の地名や学校など出てきて親近感。久しく行ってない野毛に行きたくなった。宝石の話の部分はいるかな?長く感じた。登場人物が多く、よくわからない部分もあり、別の話、とあるのが、どこに?と思っていながら、そのまま読了。2023/09/02

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