出版社内容情報
1987年12月8日、米ソの間で中距離核戦力(INF)全廃条約が調印されて32年。トランプの米国が条約破棄を表明し、翌年失効した。「新冷戦の始まり」との声も聞かれる世界はどこへ行くのか。ノーベル平和賞のゴルバチョフが当時と今を語り尽くす。解説・佐藤優
内容説明
核戦争に勝者はいない。ゴルバチョフ89歳、いのちの訴え。
目次
第1章 ペレストロイカ胎動
第2章 ブレークスルー
第3章 ベルリンの壁崩壊
第4章 冷戦終結
第5章 試練
第6章 ラストチャンス
第7章 ソ連崩壊
第8章 未来に向けて
付録 ノーベル平和賞受賞演説―1991年6月5日、オスロ(ノルウェー)
著者等紹介
ゴルバチョフ,ミハイル・セルゲービッチ[ゴルバチョフ,ミハイルセルゲービッチ] [Горбачёв,Михаил Сергеевич]
1931年3月2日、旧ソ連ロシア共和国スタブロポリ地方の農家に生まれる。55年モスクワ大学法学部卒業。ソ連共産党のスタブロポリ地方委員会第一書記、党中央委員会第二書記などを経て、85年3月に54歳でソ連最高指導者の党中央委員会書記長に就任。89年5月から、刷新されたソ連最高会議の初代議長を兼任後、90年3月にはソ連の初代大統領に就任した。91年8月に起きた保守派によるクーデター未遂事件を機に国内での政治的権威は失墜し、91年12月25日、ソ連崩壊とともに大統領を辞任した。90年にノーベル平和賞を受賞。大統領退任後、ゴルバチョフ財団の総裁を務め、講演活動や環境運動などに従事
副島英樹[ソエジマヒデキ]
朝日新聞大阪本社編集局編集委員。1962年、兵庫県姫路市生まれ。東京大学文学部卒業。86年、朝日新聞入社。広島支局、大阪社会部などを経て、プーチン政権誕生前後の99年4月~2001年8月にモスクワ特派員。08年9月~13年3月にはモスクワ支局長を務め、米ロの核軍縮交渉などを取材した。核と人類取材センター事務局長、広島総局長など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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