出版社内容情報
2004年から15年の間に発表した作品の詞を完全収録。NHK連続テレビ小説「マッサン」の主題歌「麦の唄」やヒット作「荒野より」「宙船」、最新アルバムの歌詞もすべて網羅。本人による書き下ろしエッセイも付いたファン待望の一冊。
内容説明
「麦の唄」「宙船」「荒野より」「愛だけを残せ」などのヒットソング、この10年間分すべてをカバー。NEWアルバム「組曲(Suite)」も全曲収録。中島みゆきによる書き下ろしエッセイ「詩人と詞人」+ディスコグラフィー。
目次
サヨナラ・コンニチハ
線路の外の風景
分水嶺
フォーチュン・クッキー
パーティー・ライツ
闇夜のテーブル
ティムを探して
廃線のお知らせ
遺失物預り所
水を点して火を汲んで〔ほか〕
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
105
どーんと続けてみゆきさん!歌集ではあるが、詩集だ。詩人ならぬ詞人だそうだ。やっぱ、凄い、凄いぞ!中島みゆき。あの独特の歌声と共に絵がシーンが浮かぶのだ。長い間続けてきて、つくづくこの人のファンで良かったと思う。この先もどんな歌を突き付けてくれるのだろうかと思うとワクワクが堪らない。 2016/10/11
Naoe Kurokawa
4
中島みゆきの歌は手紙みたいだな、とよく思う。誰かが誰かに宛てて書いた手紙を偶然読んでいるみたいな気分。 あるいはショートショートの物語みたいに感じるものもある。 瞬時に、主人公の女の視点が入り込んでくる。強引に乱暴に、当事者の世界へ放り込まれるような揺さぶられ方。なんども読むなぁこれは。2016/08/04