出版社内容情報
東大法学部の英米法の講義をふまえてまとめた学問的水準の高い平易な叙述の概説書.上巻では,英米法の特色を概観(1章)し,歴史的背景(2章イギリス法の歴史,3章アメリカ法の歴史,4章コモンウエルス)を詳細に解説.英米法のテキストとして最適.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
10
学習中の英米法。火曜日テストなのでがんばります。内容はいいんだけど、1977年当時って一体いつの話かなとなってしまう。この教科書に代わる新しくて良い教科書が出てきてないからということだが、古すぎると思う。2016/06/04
中将(予備役)
1
少し古いが、英米法全般を現地での学問としての発達過程を含めて全般に論じた貴重な日本語文献で、参考になった。最後のオーストラリアの話も面白い。細かい項目立てのお陰で、情報を探しやすそう。2021/02/21
ただの人間
1
特に古い時期のイギリス法の歴史に関して詳細な論述が行われていた。現在残っている裁判所制度だけを見てなぜこんなに複雑な階層になっているんだと感じていたものが歴史的な由来によるもので、これでもだいぶ統一化されてきたのだと感じた。法制度と歴史的な流れの相互作用が強調されており、興味深く読むことができた2020/05/31
クヌート
0
ざっと目を通しました。文章が読みやすい。上巻は英米法の本質的な部分や、それと不可分の歴史展開をつかむのに最適です。2009/08/30
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- 和書
- ファウスト 角川文庫