出版社内容情報
【文学/日本文学評論随筆その他】老舗の高級フルーツ店「銀座千疋屋」監修。70品種以上のくだものを12カ月にわけて紹介。おいしい食べ方や効能など役立つ情報と面白い豆知識に加え、くだものを詠んだ俳句や、四季の移ろいを感じさせる写真も入れた、くだもの歳時記。
内容説明
創業120年の老舗フルーツ店が伝える日本の四季をおいしく学ぶ歳時記。
目次
いちご
オレンジ
タンゴール
びわ
金柑
みかん
文旦
その他の柑橘
トマト
マンゴー〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
36
つややかで、瑞々しくて、爽やかな香りが漂ってきそうな、美しい果実に目を奪われる。本来の旬のものも勿論美味しそうではあるが、高級果物店ならではの、はしりの魅力も捨てがたい。ビワが2月の項目にあるとは! 柑橘類が細かに紹介されていて、良いところを掛け合わせてできた品種や、味の特徴が分かりやすく、好みのものを選ぶのに、よい目安になった。それにしても「水晶文旦」、なんて美しい響きの名前なんだろう。「果物時計草」と書いてパッションフルーツとは! 何故こういう字をあてるのかにも納得ができてすっきりした。 2016/10/21
meg
21
美しい本。贈り物にも良さそう。2024/12/05
喪中の雨巫女。
10
《私ー図書館》苺や林檎が好きだけど、あまり果物は、食べない。読んでいたら、美味しそう。2014/12/04
pandakopanda
10
図書館本。銀座千疋屋監修。月ごとに旬の果物が紹介されていてて、果物の写真がとっても美味しそうなのです。ただ旬の果物といっても、一般的な果物の旬と千疋屋で取り扱っている果物の旬は少しちがうようなので、そこはちょっと注意が必要です。果物の種類ごとに食べ方、保存方法、見分け方、豆知識などが載っていて、為になります。中には、これフルーツだったんだ・・っていうのもあり、勉強になりました。2014/11/15
奈良坂葵
8
果物の写真がとにかく綺麗。季節ごとの果物の産地や食べ方、漢字、俳句も楽しい。「葡萄食ふ一語一語の如くにて」2016/12/03