7本指のピアニスト

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7本指のピアニスト

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022511386
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

病気のため両手合わせて7本しか指が動かないNY在住のピアニストが起こしてきた数々の奇跡。15歳から志して音大に入学、医師から「一生ピアノは弾けない」との宣告を受けるが……。「大人になっても絶対にピアノが弾ける方法」も紹介。

内容説明

「一生ピアノは弾けない」医師の宣告、極貧の日々、自殺未遂。救いようのない状況のなかでも、決してあきらめなかった。そして、数々の奇跡が訪れる―。動かせる指が7本でも、ニューヨークで勝負し続けるピアニストの激動の半生。

目次

第1部 アメリカンドリーム(遅いスタート;音楽ならなんでもありの家庭環境;今津先輩のピアノの衝撃 ほか)
第2部 どん底(積み重なるプレッシャー;またもコンプレックスの暗雲が;わりばしが割れる ほか)
第3部 再び夢へ(ピアノ教師の職を得る;マンハッタンで1人暮らし;思い出深いアパートメントホテルの仕事 ほか)

著者等紹介

西川悟平[ニシカワゴヘイ]
1974年大阪府堺市生まれ。ピアニスト。JHC Foundation,Incグリニッチ国際音楽院ディレクター。米日財団会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちびbookworm

31
★4.5。「BLUE JIANT」「のだめ」音楽好きもそうでない人へも。夢、仕事、病、現実の困難さ、高い目標に挑戦する、チャレンジャーへ◆「最悪の事態を最高に変えてきた」著者の体験に大いなる勇気と希望をもらえ、背中を押してもらえる1冊◆ピアニストしては15歳、という遅すぎるスタート。NY憧れの舞台から一転、難病「ジストニア※(⇔☓ジフテリア)」発症後、奈落へ。絶望的な指と脳の障害から、「7本指のピアニスト」として復活し、欧米の1流の聴衆から賛美と尊敬を浴び続ける「own voice」を持つアーティストへ。2021/02/20

ヘタ

27
15歳からピアノを始めたプロのピアノ演奏家。ジストニアなる病気を発症して演奏不能になるも、復活。「病気になって復活??? セールス・プロモーションのいち作戦でしょ?」くらいに思っていましたが、どうやら本当っぽいです。努力の量、前向きな考え方、誠実な対人関係。人間的にとても魅力のある人のようです。とても面白い本でした。ちなみに、youtubeで著者がしゃべっている様子を見たのですが、オネェ感満載です。2018/05/06

けんとまん1007

21
図書館の新刊コーナーを見ていて「7本指・・」に目がとまった。その意味を理解するのに時間がかかった。クラシック系はあまり聴かないので、初めて知った方。読みながら、やはり、努力もあるが天性のものもあるんだなと思った。だからこそ、ご本人の努力だけでなく、周囲の人たちをも巻き込むエネルギーがそこに生まれるのだということ。確かに、想像はできないことだ。指が動かないということ。そこから、再スタートというのが、なかなかできることではない。西川さんの演奏を聴いてみたくなった。2015/08/21

ヨータン

10
惚れてしまいました、彼の情熱、努力の量、前向きなパワー、そして人柄に。そういう方だから、いつも素晴らしい人たちと出会い、次々と奇跡を呼び起こすのでしょうね。一瞬一瞬、自分ができることを精一杯やり切ろうと思いました。2022/09/08

tellme0112

9
無理だろこれ。凡人には、さ。ききにいきたい。プロってやっぱ、成長するんだなあ、音が変わっていくんだなあ。全然わかんないだろうけど、ききにいきたい。そういう芸術にお金と時間を投資する生活がしてみたい。やりゃあいんだが。借金返済、貧乏話も心打たれました。2017/10/04

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