内容説明
平均入院日数が18日のホスピス病棟で多くの患者を看取ってきた大阪・淀川キリスト教病院のがん看護専門看護師による命の証し。
目次
第1章 病気を通して「余命18日の生き方」を考えるということ(わたしは、死について「気の毒だ」「かわいそう」とは感じていません;「病気になった時期に、どれだけ死を真剣に考えられるのか?」が重要なのです;身近な人の「死の体験」を大切に見つめることは、自分の死の準備にもなります ほか)
第2章 家族とともに「余命18日の生き方」を考えるということ(死期をわかったほうが、最後までいい人生を生き切ることができると思うのです;死は、個人のものでもあると同時に、家族や社会のものでもあります;みなさん、自分のことを「死なない」と思いこんでいるのではないでしょうか? ほか)
第3章 ホスピスから「余命18日の生き方」を考えるということ(ホスピスとは「死に場所」ではなく、「生き抜き、生き切る場所」なのです;知識がなければ、きちんと死に向き合うことはできないという部分もあります;死があるから今が輝くという真実も、ホスピスの現場でたくさん見てきました ほか)
著者等紹介
田村恵子[タムラケイコ]
1957年和歌山県生まれ。大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了。がん看護専門看護師。1987年から淀川キリスト教病院に勤務している。現在ホスピス主任看護課長。ホスピスでがん患者を最後まで看取り、家族への看護にも取り組む姿がNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で2008年に放映され、反響を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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