確率の科学史―「パスカルの賭け」から気象予報まで

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  • サイズ B6判/ページ数 413p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022502629
  • NDC分類 417.1
  • Cコード C0041

内容説明

数学ノンフィクション話題作。予測できない未来を知りたがった天才たちの記録。

目次

1 思想
2 発見
3 進展
4 博打
5 保険
6 統計
7 治療
8 審判
9 予測
10 戦闘
11 存在

著者等紹介

カプラン,マイケル[カプラン,マイケル][Kaplan,Michael]
ハーヴァード大学とオックスフォード大学でヨーロッパ史を学ぶ。ボストンの公共放送局WGBHでプロデューサー兼ディレクターとして働いたのち、作家、ならびに企業や美術館、官庁の映画制作者として活躍する。現在は妻と息子とともにスコットランドのエジンバラに居住

カプラン,エレン[カプラン,エレン][Kaplan,Ellen]
考古学者としての訓練を受けたのち、数学、生物学、ギリシャ語、ラテン語、歴史の教鞭をとる。夫のロバートとともに数学を楽しんで学ぶことを目指す非営利財団「マス・サークル」を運営している。マイケル・カプランの母親

対馬妙[ツシマタエ]
1960年、東京生まれ。日本獣医畜産大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GASHOW

6
あるソーシャルゲームで大金をつぎ込んだ人が退会するにあたり名誉称号をあたえるというニュースがあった。その人は3億円もつぎ込んでいたそうだ。3億あったらゲーム会社の株主として優待してもらったほうがいいんじゃないかとか思ったが。3億円もお金をかけることができた背景には確率があるに違いないと勝手に思っている。人を熱くさせてお金を巻き上げるのはギャンブルで、そこには確率がある。人は確率に魅了されている。ビッグデータ分析により予測の時代が訪れる。社会が確率にもっと依存するのかもしれない。2016/11/02

渓流

0
史というより、年代ごとの確率のトピック集。それも数式を使わない読みも風の。物足りない。 2016/11/06

凸凹

0
★★★2012/10/22

catalyst

0
時間の矢は自然の既定事実ではないということになる。それは大きな可能性が小さな可能性を飲み込むことによって決まるものなのだ。(p.390)2009/05/22

茅野ソト

0
サイコロの1の目が出る確率が1/6だということは中学で習う。同様に確からしいなんていう、そこでしかつかわんだろという独特の言い回しで覚えたものだ。 今では常識でも確率論的なものを誰からも教わらず、ゼロからサイコロを振った結果の観察から1/6だということを見出すのは至難の業だ。 サイコロ遊びから確率という数学へ、そして統計を天才たちが見出していく話が前半の6章。 後半は医療、裁判、予測、戦争、存在と現代的なトピックになっていくと同時に応用的な話題が中心になっている。 2023/12/16

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