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出版社内容情報
千獄岳の麓を歩くひとりの女・白夜京子。そこへ男が現れ、清神村へと案内をする。驚くべきことにその村ではすべてが黄金に輝いていた。村人が語る村の歴史はさらに奇妙な世界へと京子を誘っていく。謎の女・白夜京子に世界が翻弄されるスペクタクルホラー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
24
失敗作には二通りある。作者が失敗していることに気付かない失敗作と、気付いている失敗作だ。『センサー』は後者にあたる。あとがきによれば、当初『夢魔の紀行』と名付けられた本作は、ヒロイン・白夜京子を狂言回しに、楳図かずおの『おろち』や、諸星大二郎の『妖怪ハンター』シリーズのようなスタイルの物語を目指していたようだ。しかし、出来上がった作品は、キャラ達が作者の意図を無視して勝手に動き出した結果、まったくもってまとまりのない、わけのわからない物語となってしまった。(つづく)2019/11/07
ベル@bell-zou
23
白夜京子の金髪にいちいちキラキラマークがついているのが妙にツボだった。踏み潰した内臓が自殺した人の顔、って悪趣味すぎです、伊藤先生(笑)2020/02/24
多分、いのっち。
8
伊藤潤二先生の漫画の世界観は相変わらず凄い。伊藤先生の画力とともに不思議な体験をさせてくれるので、今作も楽しめました。2023/05/31
地下鉄パミュ
8
伊藤潤二の作品を多数読んで来たが難解に感じた本作『センサー』。有らぬ方向に進むキャラたち、突飛な方向に進む物語。作者は1話完結のような話しを連作しようと考えていたようですが、予定調和の1話完結物よりも先の読めない展開が魅力になったのではないでしょうか。難解ではあったが濃厚で他の作品でも使えそうな強烈なキャラも登場し読み応えも充分だった。この漫画を表現するとすれば、『君は小宇宙を感じた事があるか・・・いや感じてはならない』になるだろうか笑。2020/03/09
vaudou
5
「ミーゲレ様は幕末の頃宇宙に旅立たれました」2020/09/12