出版社内容情報
手塚治虫のライフワーク「火の鳥」12作がオリジナルのB5サイズで復活! 手塚治虫のダイナミックな描線を堪能できる大判サイズ。生誕80年を記念して、なつかしのデザインで。毎月2冊ずつ刊行予定。第1回は「黎明編」と「未来編」の2冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
zero1
85
人類は必ず破滅に向かう?コロナ危機の中読むと緊迫感が増す。西暦3404年、人類は荒れた地上を捨て地下で生活。五つの都市は退化した人に代わりコンピュータが判断。マサトは夢を見せるムーピーと暮らすが上司のロックはムーピーを殺すよう命令。マサトは地上に逃げる。都市間で戦争が起き、超水爆で人類滅亡の危機。火の鳥はマサトを死なない体に。死なないのは【死ねない】刑罰。宗教と神の根源や人類の未来に警告した名作。我々は発達したAIを使いこなす?それとも機械の奴隷として終焉を迎える?人類の退化は既に始まっている。2021/01/13
りんご
46
別巻(ギリシア・ローマ編)を除いたらこれで全て読んだんじゃあないでしょうか。あー壮大だった。2はムーピーゲームのやつだった!鳥にご指名されたマサトはミクロの世界とマクロの世界両方に宇宙が広がってるのを見せられる。この描写は初読時、幼かった私の脳を激しく揺さぶりました。死ななくなったマサト。肉体が滅んでも精神体として存在を続ける。それはもう神。無限の時を経て、マサトは鳥の中に飛び込む。宇宙の中の宇宙の一つで、我々は泣いたり笑ったり死んだり生きたり。2022/05/19
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
46
手塚治虫さん、すごい!地球が誕生してから、生物が生まれ、絶滅していくを繰り返していく様子が身に包まれるような話でした。既に地球環境の悪化への懸念、人間の愚かさなどに警鐘を鳴らしていたとは驚きです。またいつかこんな事が起こりそう・・。2019/10/17
アナーキー靴下
34
未来編、以前はマサトにもたらされた運命が残酷で理不尽に感じていたけれど、今回の再読で、未知なる可能性に目を向けずに自分の夢に閉じこもっているマサトに対して、火の鳥も何か思うところがあったのかもとか想像したりした。他の人間はといえば、未知なる可能性はおろか夢見る力さえ失っていたのだろう。「こんどの人間こそきっとどこかでまちがいに気がついて生命を正しく使ってくれるようになるだろう」という火の鳥の想いは、宇宙編の牧村に永久を課したことにも繋がっているようにも思えた。そういえば牧村は未知を求める人間なんだな、と。2026/10/05
kagetrasama-aoi(葵・橘)
33
「火の鳥」第二巻。『未来編』そうそう、確か中学生頃読んで、この壮大なテーマに吃驚仰天したんでした!最近NHKでアニメを観る機会があったのですが、がっかりでした。全く別物ですよね。少々前に読んだ「宝石の国」こちらも読んで良かったと思った作品でしたが、私の中では申し訳ないけど、「火の鳥」を超えるものではありませんでした。2025/05/31




