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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
48
「桜の国にて」は海を渡った令嬢の潔さが時代背景と相俟ってロマンを感じさせる。恐ろしくない橋姫が登場する「橋姫」が好きだ、柳と橋の屏風がすごい、こんなのが寝室にあったら悪い夢を見そうな気がする読者なのである。「夏の盃」は泰山木の花が登場する。この作者の植物の絵はいつもうっとりするくらい素敵だが、今回の泰山木は花と葉の質感が物足りないのが作者らしくなくて寂しかった。2022/10/08
せ〜ちゃん
30
★★★★★ 「桜の国にて / 秋草闇 / 菊香の君 / 夢を見る蔵 / 橋姫 / 夏の盃」人気の椿姫( ̄▽ ̄)♡2016/03/05
夜雨
11
やはりこの巻の主役は橋姫様でしょう。まさに気高い姫君でいらっしゃる。時を超えた悲恋を描いた「秋草闇」、ほんわかする「夏の盃」も良いです。2015/07/23
井月 奎(いづき けい)
11
寝る前の幸せなひと時、まどろみつつ読む闇と光の間の世界は格別です。現とも夢ともしれぬ「橋姫」は蘭麝の香りすらただよってきそうです。嫉妬深いはずの橋姫が、偽悪を装おう葛城と素直に愛情を受け入れられない苑子の関係を取り持ちます。なかなか心を開かない苑子をためすために橋姫は、葛城に短刀を渡して死を要求しつつ「橋に人柱はつきものじゃ」と嘯きます。十二単の美しい橋の守り神は、葛城と苑子の行き違う思いに橋をかけます。2015/07/04
まりもんママン゚+.*ʚ♡ɞ*.+゚
11
綺麗な絵。着物姿が特にステキです。ここに登場する美少年小姓とか敦盛とかため息が漏れ出てます(笑)ほか、蓮と橋姫のやり取りとか政略結婚した夫婦とか華麗でした。布袋様のお話に出て来る花木の泰山木って見たことないかも。2015/04/25