基礎ゼミ 宗教学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 154p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784790716976
  • NDC分類 161
  • Cコード C1314

内容説明

宗教って何?宗教を学ぶ必要があるの?本書を読めば、宗教が私たちの生活や社会と深くかかわっていることがわかります。自分で考えるのはもちろん、仲間と一緒に考えることも、筆者の考察から学ぶこともできる体験的入門書!

目次

第1部 「宗教」のイメージをとらえなおそう!(「宗教」はどのようにイメージされるのか?―「信仰のない宗教」、宗教情報リテラシー、「宗教」概念;お寺や神社、教会はどういう場所なのか?―過疎、人口減少社会、ソーシャル・キャピタル;社会にとって宗教団体とはどんな存在か?―宗教法人法、政教分離、宗教団体の社会参加)
第2部 あなたの身近な宗教体験を分析しよう!(なぜ成人式を行うのだろうか?―信仰、アイデンティティ、通過儀礼;お祭りにはどんな意味がある?―祭祀、祝祭、コミュニティ文化;巡礼者は何を求めて聖地に向かうのか?―聖地、世界遺産、真正性)
第3部 現代宗教の争点を読み解こう!(いのちを教えることができるのか?―寛容の態度、宗教文化教育、道徳の教科化;「女人禁制」はつづけるべきか?―霊山、ジェンダー、家父長制;「カルト問題」にどう向きあうか?―カルト、偽装勧誘、マインド・コントロール)
第4部 宗教から多文化主義を考えてみよう!(公共領域から(どれだけ)宗教を排除すべきか?―政教分離、世俗主義、市民宗教
ヴェールはなぜ問題となるのか?―オリエンタリズム、ポストコロニアル、フェミニズム
日本社会は移民とどう向きあうのか?―入国管理法、多文化共生、エスニシティ)
第5部 死を見つめなおすために(なぜ墓参りをするのか?―先祖/祖千、葬後儀礼、両墓制;戦没者をどこで追悼する?―靖国問題、「戦争の記憶」、コメモレイション;被災者への支援で求められるものは何か?―「心のケア」、臨床宗教師、霊性)

著者等紹介

大谷栄一[オオタニエイイチ]
佛教大学社会学部教授。主著に『近代日本の日蓮主義運動』(日本宗教学会賞・中村元賞、法藏館、2001年)など

川又俊則[カワマタトシノリ]
鈴鹿大学こども教育学部教授

猪瀬優理[イノセユリ]
龍谷大学社会学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mittsko

3
大変充実した「宗教をアクティブラーニングで学ぶための教科書」。至れり尽くせりの内容。大学の半期、授業15回のために15章立てとなっている。各章の構成も導入→問いの解説→グループワーク→まとめ→資料、と整然としていて、痒い所に手が届く。テーマは全体で、宗教のイメージ、身近な宗教体験、現代宗教の争点、宗教と多文化主義、死、の五つとこちらも文句なしの充実ぶり。こりゃとても実践的な教科書だ。実際、編者のお一人、大谷栄一さんが本書を使って半期の授業を行ったとある。ボクも授業で使わせていただこうかな… とちょっと思案2018/06/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11728876
  • ご注意事項

最近チェックした商品