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出版社内容情報
セクハラ、パワハラ、マタハラ、ケアハラ、ソーハラ……。企業で発生するハラスメントは年々複雑になっており、そ" んなつもり" がないのに加害者になってしまうことも。企業への研修の経験豊富な著者が、事例に基づきやさしく解説する。
内容説明
「君ならもっとできるはず」「できないならやらなくていいよ」「最近やせたよね」「子育て中なんだから無理しないで」相手のためを思って言ったその一言がハラスメントに…？
目次
第１章 ハラスメントとは？基礎知識と最近の傾向
第２章 セクシュアルハラスメント
第３章 パワーハラスメント
第４章 新ハラスメント
第５章 対策と予防
第６章 ハラスメントのセルフチェック
著者等紹介
樋口ユミ［ビクチユミ］
１９９３年立命館大学産業社会学部卒業。同大学職員としてキャリアセンター（就職部）にて女子学生と女性の卒業生のキャリア支援に携わると同時に、セクシュアル・ハラスメント相談員としての業務も行う。その後、教育研修会社でのコンサルタントを経て、２００８年に株式会社ヒューマン・クオリティーを設立。これまでの豊富な経験を基に、ハラスメント防止対策の専門機関として企業・官公庁・学校・病院等、あらゆる組織を対象に活動している。講演・研修だけでなく、防止体制づくりのサポート、ハラスメント問題解決のための人事担当者へのアドバイス、管理職面談、相談者へのカウンセリングや相手方面談など、活動範囲は多岐にわたる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BluePlanet
9
★2.5 2017年8月30日発行。管理職におくるということであれば、この程度の内容にならざるを得ないのかなぁ。当たり前のことが当たり前に書かれている内容でした。もう一歩踏み込んだ内容、説明を期待していました。ただ、これまであまりハラスメントを考えてたことがない人には、少しは参考になるかもですね。2018/04/22
まりこ
3
セクハラやパワハラをはじめ、スメハラ、エイハラなど、様々なハラスメントの事例を取り上げ、どこがいけないのか、どうすればよかったのか、がまとめられている。職場で嫌なことがあっても、それがハラスメントに該当するのか判断に迷うので、具体的な事例は参考になった。職場の「性別役割分担意識」はハラスメントを生み出す。事例にもあるように、いまや部下から上司、同性同士のハラスメントも発生する時代。自分も知らないうちに加害者になっているかもしれない。普段の人間関係、自分が管理職になるときのことを見据えても、毎日が訓練。2019/10/18
kaz
1
個々の内容そのものは目新しいものではないが、セクハラ、パワハラ、マタハラ等の具体的事例および対応方法が丁寧に説明されている。自分のふるまい、職場での取り組みのあり方を考えるうえで、ぜひ役立てたい。とは言え、自分自身、家事は妻に任せっぱなし。改善は、まずそこからかもしれない。 2018/03/18
numainu
1
評価B2018/02/24
nyanma_t
0
ハラスメントに該当する事例をたくさん挙げていて、とても参考になった。一方的に行為者を責めるだけでなく、行為者の事情や考え方の偏りにも触れてくれているので、ハラスメントに関して、広く、多面的な知識を得ることができると思う。行為者を被害者から引き離し、異動させることで問題解決とするだけでなく、異動先で同じ行動を繰り返さないように教育していくのが大切だということがよくわかった。
