内容説明
京都の祇園さんでたくさんのネコたちをうらなってきた「うらないババ」には、孫娘に言いのこしておかねばならない大切な“話”があった。それは、天下の大どろぼう・石川五右衛門にしたがう「石川五ニャえもん一家」とババにまつわる、秘められた歴史。豊臣から徳川へ…激動の時代を背景に描かれる、純和風ファンタジー。
著者等紹介
大庭桂[オオバケイ]
熊本生まれ。1997年、毎日児童小説コンクールに「夢屋ものがたり」で入選し、児童文学者木暮正夫氏に出会う。1999年「竜の谷のひみつ」(旺文社)で毎日児童小説最優秀賞、「海のそこの電話局」(旺文社)で海洋文学大賞佳作、「恋歌」で第一回長塚節文学賞大賞受賞。福井県勝山市在住。日本児童文学者協会会員
くすはら順子[クスハラジュンコ]
大阪出身。大阪樟蔭女子大学卒業。横浜市在住。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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