内容説明
性格は?血液型は?相撲好きの由来は?歿後二十年に振り返る戦争と平和に生きた昭和天皇のお姿。その激動の生涯が家族、信条、愛読書、尊敬する人物、好きな食べ物、歴史観、政治観などとともにうかびあがる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こたろん
2
昭和天皇がお生まれになってから、終戦までの戦後史を、天皇の足跡と共に紹介。天皇という視点が一つ加わることで、歴史が生々しく感ぜられる。思っていても具体的な「命令」として口に出せない「天皇」という立場のもどかしさが描かれている。2009/02/28
海
1
昭和天皇ご誕生から終戦の昭和20年までを1年ごとに区切ってその年の世の中と天皇の動向を簡潔に書いてある。その年代にかかわった人達の説明もあったりして、教科書のようにわかりやすい。今まで見たことのなかったお写真がたくさん載っていたのもよかった。13歳の時のお顔がイケメンで驚いたw戦後編も出してほしい。2011/12/06
恵
1
とても興味深い内容でした。ただ惜しむらくは、昭和20年で終わってるところでしょうね。2010/07/16
まさむね
1
「号外ごっこ」が好き、学習院は宮内庁の管轄だった、側室制度を廃止した、自らの玉音放送を政務室で一人で聞いた、など、知られざる一面も多い。2009/03/17
2nd_yk1
0
多くの人が書いているように1945年で終わっているのは惜しいようにも思う。東久邇宮稔彦内閣、マッカーサーの辺りまでは欲しかったかも。個人的には手元に日本史世界史の年表を置いて読めばよかったと今更思う。なんとなくキナ臭い現在読むと色々思わずにはいられないかもしれない。考えすぎか。2013/08/29