出版社内容情報
本書のテーマは「物の流れ」です。皆さんはたくさんの物に囲まれて暮らしていますね。食べ物や洋服だけではありません。水や電気やガスもあって当然と思っていませんか。私たちが便利に暮らすためのさまざまな物は、たくさんの人の協力があってはじめて、私たちのもとに届けられます。
また、使い終わった物のゆくえも知っておきましょう。限られた資源と、物を作り、届けてくれる人たちのことを知ることで、当たり前だと思っている物への見方が変わるかもしれません。
1章 ものをどうやって買ってるの?
目次
1章 ものをどうやって買ってるの?(高級バナナが買える店を探せ!;ものがいつでも買える場所;ものすごく高いものはどこで買う? ほか)
2章 ものはどこからきてるの?(食べ物はどこからくるの?;商品はどこからくるの?;プライベートブランドとは ほか)
3章 ものは最後にどうなるの?(日本では1年間にどれくらいごみが出るの?;ごみはどうして分けるの?;食べ物のごみはどうやって処分されるの? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Miyako
10
息子が学校の図書館で読んで借りて欲しいとのことで手にとりました。お金や商品がどう回っているのか。利子やクレジットカードなど、子供に馴染みのないものが登場するので、息子は興味津々だったみたい。息子の感想は「お金がどうやってくるのかがわかった」とのことでした。2019/11/12
ハパナ
7
身の回りにある結果としての物やサービスを、そこに至るまでの過程から説明したマンガ本です。 対価として当然お金を払うのですが、そのお金自体がどうやって作られるのか。作りすぎるとどうなるのか。の説明がされている所が面白い。最終的には消費後の破棄・リサイクルの部分までキッチリ説明されています。仕組み、価値、携わる人の仕事、破棄など、物の流れを基に色々学べる本だと思います。なぜ物を大切にしないといけないのか。そう聞かれた時の為に親としても読んでおくと、説明するときにちょっと助かるかもしれません。2017/12/08
7ember
3
急に「物流」に興味が沸いて読んでみた。さすがにちょっと簡単すぎたかもしれないが、ガスの臭さがガス漏れを察知するために人工的につけられたものだということはこれを読んではじめて知った。2024/06/01
ひぐま
3
お店の商品はどこからくるの?スーパーとコンビニの値段はなぜ違うの?という小学生なら抱く疑問にイラストたっぷりで答えてくれる一冊。 親の私も勉強になりました。2021/06/28
さくら@絵本記録
2
【小1】一人読み。2024/12/15