出版社内容情報
スコットランドは独立国になるべきか?―歴史過程をふまえ、憲法・政治の専門家が問題を掘り下げて分析する。「スコットランドは独立国家となるべきか?」
憲法・政治の専門家が1707年イングランドとの「連合」から1970年以降の権限移譲の進展、2014年の独立住民投票、2016年以降のイギリスEU離脱動向に至る歴史過程をふまえて問題を掘り下げて分析。地方・地域レベル-全国レベル-超国家レベルの「多層化された統治」の展開をフォロー。
倉持 孝司[クラモチタカシ]
著・文・その他/編集
力久 昌幸[リキヒサマサユキ]
著・文・その他
松井 幸夫[マツイユキオ]
著・文・その他
ジョン・マケルダウニィ[ジョンマケルダウニィ]
著・文・その他
クリス・ヒムズワース[クリスヒムズワース]
著・文・その他
梅川 正美[ウメカワマサミ]
著・文・その他
目次
序章 「スコットランド問題」の考察―2014年独立レファレンダムが提起したこと
第1章 スコットランドの憲法
第2章 スコットランドと連合王国―歴史的、政治的文脈から見た分離独立レファレンダムへ向けた動き
第3章 スコットランドへの権限移譲とその法制度的展開
第4章 スコットランドへの権限移譲と連合王国・Brexit
第5章 連合王国・スコットランドにとっての連邦制の将来
第6章 スコットランドのナショナリズム
終章 二つのレファレンダムと「スコットランド問題」
著者等紹介
倉持孝司[クラモチタカシ]
南山大学法務研究科教授。専門分野:憲法研究(とくに、イギリス憲法研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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