出版社内容情報
傷やあざなど外観のトラブルをカバーするリハビリメイクと,形成外科,精神科などの医療との連携が始まっている.「外観のケア」は社会復帰の支援にどのようにつながるのだろうか.著者独自のメイク法のポイントも紹介.
内容説明
「顔がいやだと元気がなくなる」、そんな経験はないですか?リハビリメイクは一人ひとりの美しさを引き出すメイクです。外観のケアをすることで患者さんのQOLは高まります。形成外科、がん医療などとメイクをつなぐ試みをレポート。リハビリマッサージの効果を測定。リハビリメイクのポイントをカラーで図解。
目次
1章 「顔と心と体」はつながっています―リハビリメイクはこうして生まれた(リハビリメイクは社会復帰のためのメイクです;生きていくために必要なメイクの情報がない;赤い顔を隠したい―私の原点 ほか)
2章 「ルポ」リハビリメイクと医療をつなげる(治療からケアへ―形成外科との連携;セラピーとしてのメイク―精神科との連携;病を得た後も人生は続く―がん医療との連携 ほか)
3章 リハビリメイクを見てみよう(リハビリメイクの実例(熱傷の痕をカバーする;アンチエイジングのメイク)
リハビリマッサージの効果を検証する
リハビリマッサージのやり方 ほか)
著者等紹介
かづきれいこ[カズキレイコ]
フェイシャルセラピスト、「スタジオKAZKI」主宰。1952年大阪生まれ。幼少から心臓病のため、冬になると顔が真っ赤になるという悩みをもっていたが、30歳のときに手術を受け完治。35歳からメイクを教える活動を始める。医療機関と連携し、傷やあざ、熱傷の痕など顔のトラブルをカバーする「リハビリメイク」の技術を独自に開発し広めてきた第一人者
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