岩波現代文庫<br> ウクライナ 通貨誕生―独立の命運を賭けた闘い

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岩波現代文庫
ウクライナ 通貨誕生―独立の命運を賭けた闘い

  • 西谷 公明【著】
  • 価格 ¥1,232(本体¥1,120)
  • 岩波書店(2023/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 300p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006033347
  • NDC分類 337.3
  • Cコード C0136

出版社内容情報

一九九一年、ソ連からの独立を宣言したウクライナは国の命運をかけて、未知の市場経済へと手探りで漕ぎ出した。自国通貨創造の現場に身を置いた日本人エコノミストによる、ゼロからの国づくりの記録。二〇一四年マイダン革命、二〇二二年ウクライナ戦争への追記「誰にウクライナが救えるか(正・続)」を併せ収録。(解説=佐藤優)

内容説明

一九九一年、ウクライナはソ連からの独立を宣言し、市場経済という未知の世界へと漕ぎ出した。九二年五月から半年間、独自通貨創造に苦闘する現場に身を置いたエコノミストによる、ゼロからの国づくりの記録。勃興するナショナリズム、東西分裂の不安など、現在に続く問題の火種はすでに撒かれていた―。二〇一四年マイダン革命、二二年ウクライナ戦争への追記「誰にウクライナが救えるか(正・続)」を収録。

目次

序章 ウクライナとの出会い
第1章 国民経済創造へ―ゼロからの国づくり
第2章 金融のない世界
第3章 激しいインフレ下の生活風景
第4章 東へ西へ ウクライナ地方周遊
第5章 経済の安定化を目指して―ウクライナの悩みと楽観
第6章 国民通貨確立への道
第7章 石油は穀物より強し
終章 ドンバスの変心とガリツィアの不安

著者等紹介

西谷公明[ニシタニトモアキ]
1953年生まれ。エコノミスト。早稲田大学大学院経済学研究科修了(国際経済論修士)。87年株式会社長銀総合研究所入社。92年ウクライナ最高会議経済改革管理委員会メンバー、96年在ウクライナ日本国大使館専門調査員。99年トヨタ自動車株式会社入社。2004~09年ロシアトヨタ社長を務めた後、欧州本部BRロシア室長などを歴任。12年より株式会社国際経済研究所取締役、理事。2018年7月に合同会社N&Rアソシエイツを設立し代表に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ばんだねいっぺい

25
これは、すこぶる良書。ロシアとウクライナの関係を経済の観点から見つめることができるようになる本だ。2023/01/30

Francis

13
現在ロシアからの侵略を受けているウクライナが1991年の旧ソビエト連邦崩壊により独立した後でルーブルから離脱して独自通貨を発行し、経済的自立を目指す過程を描いている。旧ソ連の国家社会主義的なモスクワの中央集権体制の下での指令経済・計画経済から自立したウクライナ国民経済を樹立するのは本当に大変だったと思う。他国の支配下に入った事がなく、曲がりなりにも独立を保っていた日本に住む私たちには彼らの労苦は本当には理解できないのかもしれない。負けるなウクライナ!ウクライナに栄光あれ。2024/05/08

ふぁきべ

8
ソ連崩壊により生まれた独立国家ウクライナがルーブル圏を抜け自国通貨を持つための苦闘を描く。やはりこの本が出版された時代背景的にロシアとの対比が多くなるが、頭のない龍のような経済体制であったとの表現は的を射ているように思う。本書ではことさらウクライナの西部、東部、中央部の文化的違いを強調し、ウクライナとロシアの対立についても分析をしているが、非常に局所的であまり参考にはならなかった。一方で経済面や独自通貨の発行などについてはさすが専門家だけあって参考になる内容であった2023/10/02

takao

1
ソ連崩壊からウクライナ独立へ。2024/10/04

sa10b52

0
ソ連が崩壊して社会主義の計画経済から市場経済になるというのは、断絶の幅という意味で日本が江戸から明治に移り変わる以上のインパクトなんじゃないだろうか。なにも意識することなく普段はお金を使うが、一国の経済システムを作り直すというのはこうも大掛かりな仕事なのだなと。随所でウクライナ人の対露観が垣間見られ、今日の事情を考察するうえでも参考になった。2024/06/07

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