出版社内容情報
「ためらない、ひねらない、うねらない」という常識を覆す身体操法によって、引退が囁かれていた桑田真澄投手は奇跡の復活を遂げた。身体の可能性を追求する武術家が、プロ選手にも一般人にも役立つ身体の捌き方を伝授した本書は意外性に富む人間論。この十年間に奥義がいかに進展していったかを、新稿として加筆した待望の決定版である。
内容説明
「ねじらない、うねらない、ためない」という常識を覆す身体操法によって、元巨人軍の桑田投手は奇跡の復活を遂げた。異色の武術研究者である著者がその導きを務めた。以後、著者が提唱する有益な身体の捌き方はさらに新境地を切り開き、現在では各種スポーツの他に楽器演奏や介護、ロボット工学の分野でも熱い関心を集めている。常識を覆す身体術はいかにして可能になり、どこまで究められているか。身体と人間のありようを模索する現代人に心からの驚きを提供する一冊。アクティブ新書版に大幅加筆して刊行。
目次
第1章 今に生きる古武術(桑田投手新生の軌跡;バスケットボールと古武術)
第2章 古武術とは何か(古武術と現代武道;武術との出会い;井桁崩しの発見;中国武術との比較で日本武術を考える)
第3章 技の術理(技が効くのはなぜか;古武術にとっての「力」とは何か)
第4章 発想を育てる(発想の転換点;クリエイティブな教育へ)
著者等紹介
甲野善紀[コウノヨシノリ]
1949年生まれ。武術研究者。二〇代の初めに「人間にとっての自然とは何か」を探究するため武の道に入り、1978年松聲館道場を設立。以後、独自の武術研究の道に入る。2000年頃から、その技と術理がスポーツに応用されて成果を挙げ、楽器演奏や介護、ロボット工学や教育などの分野からも関心を持たれている。2007年から三年間、神戸女学院大学の客員教授も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姉勤
たまきら
baboocon
T2y@
ねこさん