岩波現代文庫<br> 古武術に学ぶ身体操法

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岩波現代文庫
古武術に学ぶ身体操法

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  • サイズ 文庫判/ページ数 176p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006032661
  • NDC分類 789
  • Cコード C0175

出版社内容情報

「ためらない、ひねらない、うねらない」という常識を覆す身体操法によって、引退が囁かれていた桑田真澄投手は奇跡の復活を遂げた。身体の可能性を追求する武術家が、プロ選手にも一般人にも役立つ身体の捌き方を伝授した本書は意外性に富む人間論。この十年間に奥義がいかに進展していったかを、新稿として加筆した待望の決定版である。

内容説明

「ねじらない、うねらない、ためない」という常識を覆す身体操法によって、元巨人軍の桑田投手は奇跡の復活を遂げた。異色の武術研究者である著者がその導きを務めた。以後、著者が提唱する有益な身体の捌き方はさらに新境地を切り開き、現在では各種スポーツの他に楽器演奏や介護、ロボット工学の分野でも熱い関心を集めている。常識を覆す身体術はいかにして可能になり、どこまで究められているか。身体と人間のありようを模索する現代人に心からの驚きを提供する一冊。アクティブ新書版に大幅加筆して刊行。

目次

第1章 今に生きる古武術(桑田投手新生の軌跡;バスケットボールと古武術)
第2章 古武術とは何か(古武術と現代武道;武術との出会い;井桁崩しの発見;中国武術との比較で日本武術を考える)
第3章 技の術理(技が効くのはなぜか;古武術にとっての「力」とは何か)
第4章 発想を育てる(発想の転換点;クリエイティブな教育へ)

著者等紹介

甲野善紀[コウノヨシノリ]
1949年生まれ。武術研究者。二〇代の初めに「人間にとっての自然とは何か」を探究するため武の道に入り、1978年松聲館道場を設立。以後、独自の武術研究の道に入る。2000年頃から、その技と術理がスポーツに応用されて成果を挙げ、楽器演奏や介護、ロボット工学や教育などの分野からも関心を持たれている。2007年から三年間、神戸女学院大学の客員教授も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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姉勤

36
単に古武術と題しているも、セオリー化、マニュアル化、そして膠着化した現代武道から離れ、試行錯誤の結果江戸以前の武術と似通った形態が再発見されたためとする。具体的体術に関してはあまり記述がなく、野球の桑田氏やバスケット強豪校など、その古武術を取り入れ結果に結びついた実例を挙げて、古武術的身体操法の効能を解く。それは常住坐臥の再構築であり、それをするには一旦壊さなくてはならない。しかし座学は座学。まず歩くことから意識してみる(何度目だ)。残り時間は徐々減っているが、愉しみながら行う再発見と工夫に限界はないと。2024/03/03

たまきら

23
自分の体をどうしたいか、年代で変化していくように思います。自分はボディビルを実践する筋肉オタクだった10代(高校時代日本では剣道、アメリカでは陸上)を経て、40代の今は小太り~動けるがスタミナもある体~です。ちょっと油断すると筋肉が減る年代になってきましたが、故障を起こさず、長期の酷使にも耐える肉体を持ち続けたいです。だんなさんはもう少しだけ痩せてくださいとのこと。でも、胸とお尻は今が一番いいそうです。勝手にほざいてろ。2016/07/15

baboocon

16
この文庫自体は最近の刊行ながら文章は10年以上前、桑田真澄投手が現役時代のものが中心。甲野さんの古武術の動きを取り入れた桑田投手がスランプから復調した際のエピソード、バスケットボールに古武術の動きを取り入れて躍進した桐朋高校のエピソード、甲野さん自身がどのような経緯で現代武道やスポーツとは一線を画した身体操法を進化させていったかなど。具体的な技術論というよりもエッセイに近いか。古武術の動きをスポーツに取り入れることは、それまでの理論を根本から覆す必要があり、安易に行うのは危険という警告が印象的。2015/06/11

T2y@

14
桑田復活劇のエピソードを目的に読んだが、桐朋高校バスケ部を指導した際の章が印象深い。甲野先生の教えも勿論だが、学生スポーツチームに『異質』なトレーニングを導入し、信じて結果を出すところまで率いた金田監督にも畏敬の念を抱かざるを得ない。2017/01/19

ねこさん

11
甲野氏の実績紹介といった印象。具体的に得るものがあったという実感は今のところ無いけれど、ナンバについては上半身との連動を意識しながら試している。足裏の使い方や骨盤周辺をモニタリングしているが、不慣れさと力が入りすぎているためか足首と膝に負荷を感じる。昨日まで上半身と臀部の動きを揃えるようにしていたのを、肩甲骨で腰から下の半身を押し出すようにしてみたら、上半身を平行移動させる動きの妙がありそうだし、方向転換の際に弓道で言うところの角を切る動作の理が垣間見えたりして面白い。機を見て他の著書も閲読してみたい。2017/04/20

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