出版社内容情報
統計学には何ができるのか。大きな変革期を迎えている統計学のエッセンスや活用方法を、多彩な実用例とともにわかりやすく解説する。
ニーズの急速な多様化と高度化によって、近年の統計学は潜在的な不確実性、経済的・社会的利害関係などの外生的要素を積極的に取り入れる必要性に迫られている。本書は統計学の基礎として重要性が高いものと、統計学を適用する新領域についての理解を促し、新時代の課題の分析と意思決定の要求に科学的に答える方途を示す。
内容説明
統計学には何ができるのか。統計学のエッセンスや活用方法を、多彩な実用例とともに解説する。
目次
第1章 科学の方法論から社会の方法論へ(松原望;松本渉)
第2章 統計学者ナイチンゲールの教訓(西川浩昭)
第3章 グローバル社会と統計分析の展望(猪口孝)
第4章 ある遺伝学者の時代的随想(鎌谷直之)
第5章 潜在構造を探る―質的データの数量化(馬場康維)
第6章 データ解析・回帰・ロジット・プロビット分析など(山岡和枝)
第7章 シンプソンのパラドックスとマルチレベルモデル―試されるデータ読みの力量(尾崎幸謙)
第8章 社会モデルとゲーム理論(芝井清久)
第9章 統計的モデリング(呉佳齊;米澤隆弘;岸野洋久)
第10章 学力調査における項目反応理論の利用(袰岩晶;篠原真子)
第11章 新しいマーケティングのデータ科学(照井伸彦)
第12章 判断データの測定と測定尺度の公理(竹村和久)
第13章 歴史学と統計学(安本美典)
エピローグ データに見る日本200年の来し方行く末(松原望;松本渉)
著者等紹介
松原望[マツバラノゾム]
スタンフォード大学大学院統計学博士課程修了。Ph.D.文部省統計数理研究所研究員、筑波大学社会工学系助教授、東京大学教養学部教授、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授、上智大学外国語学部教授などを経て、東京大学名誉教授、聖学院大学客員教授、平成国際大学新学部設置準備室学術顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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