出版社内容情報
日本におけるフェミニズム運動のパイオニア世代の三人が、個人史の軌跡を時代の中に位置づけて語る。草創期の女性史・女性学の熱気、学生運動や「慰安婦」問題との関わり、異性愛者としての立ち位置、そして老いつつある自らの経験と死について。後に続く世代に残す、貴重な歴史的証言。
内容説明
日本におけるフェミニズム運動のパイオニア世代の三人が、個人史の軌跡を時代の中に位置づけて語る。草創期の女性史・女性学の熱気、学生運動や「慰安婦」問題との関わり、異性愛者としての立ち位置、そして老いつつある自らの経験と死について。後に続く世代に残す、貴重な歴史的証言。
目次
第1部 女が老いる、ということ(老いはいつ始まるのか;二つの老い―ボーヴォワールとフリーダン;老いの表象;触る;触られることへの要求;老いとセクシュアリティー;老いた女の価値;老いる場所;自分の死)
第2部 フェミニズムの時代を生きて(個人史;フェミニズムの時代;制度としての大学、女性学の制度化;九〇年代憩う;異性愛者として生きる)
第3部 フェミニズムの行方(一枚岩ではないおひとりさま;非選択的おひとりさま;階層の違いを越えてつながるということ;退職後に変わったこと、変わらないこと;性別二元論は今でも有効か;ウェブによるンジェットワーク作り;後続世代へのメッセージ)
著者等紹介
西川祐子[ニシカワユウコ]
1937年生。元京都文教大学教授。専門はフランス文学・ジェンダー研究
上野千鶴子[ウエノチズコ]
1948年生。東京大学名誉教授。専門は社会学・ジェンダー研究
荻野美穂[オギノミホ]
1945年生。同志社大学教授。専門は女性史・ジェンダー研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kenitirokikuti
みつ@---暗転。
deerglove
check mate
おかえ