内容説明
在野の考古学研究者が邪馬台国とヤマトの初期の古墳についてフィールドワークと文献研究に基づく新たな仮説を発表。ヤマトの出現期の前方後円墳には「天円地方」の思想と「ヤマトの神仙思想」に加えて弥生時代の土器類が影響を与えているという観点から、前方後円墳の墳形の謎に迫る。歴史・考古学の世界に新たな一石を投じる画期的論文。
目次
序章 百家争鳴の古代史論争
第1章 原ヤマタイ国
第2章 祭政集団
第3章 倭国の大乱
第4章 邪馬台国の成立とヒミコの誕生
第5章 邪馬台国の前方後円(方)墳
第6章 ヤマトの古墳雑考
終章 邪馬台国の前方後円(方)墳の編年