岩波現代文庫<br> れるられる

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岩波現代文庫
れるられる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 190p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006023720
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0136

出版社内容情報

どうやって生まれるのか。誰に支えられるのか。いつ狂うのか。なぜ絶つのか。本当に聞いているか。誰かを愛しているか。そして見守られる? れる/られる、どちらかに落ちる、その時……。堅実なリサーチと冷静な筆致で信頼あつい著者が、人生の受動と能動が転換する境目を七つの動詞で綴る、連作短篇集的エッセイ。解説=齋藤亜矢


【目次】

 はじめに

第1章 生む・生まれる

第2章 支える・支えられる

第3章 狂う・狂わされる

第4章 絶つ・絶たれる

第5章 聞く・聞かれる

第6章 愛する・愛される

終 章 見守る・見守られる――二〇二五年の「れるられる」

 岩波現代文庫版あとがき
 解説 「れる/られる」の境目に……………齋藤亜矢

内容説明

遺伝医療の臨床心理士や、東日本大震災の被災者ケアの現場、科学分野の若手研究者の現状などを取材することで実現した連作短編集的エッセイ。「生む・生まれる」「支える・支えられる」「狂う・狂わされる」「絶つ・絶たれる」「聞く・聞かれる」「愛する・愛される」「見守る・見守られる」―人生の受動と能動が転換する境目を問う。

目次

第1章 生む・生まれる
第2章 支える・支えられる
第3章 狂う・狂わされる
第4章 絶つ・絶たれる
第5章 聞く・聞かれる
第6章 愛する・愛される
終章 見守る・見守られる―二〇二五年の「れるられる」

著者等紹介

最相葉月[サイショウハヅキ]
1963年生まれ。ノンフィクションライター。著書に『星新一一〇〇一話をつくった人』(新潮文庫、大佛次郎賞、講談社ノンフィクション賞、日本SF大賞ほか)、『証し 日本のキリスト者』(KADOKAWA、キリスト教書店大賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

水色系

15
いわた書店一万円選書で選んでもらって以降注目している著者の文庫新刊。生きる・死ぬ/支える・支えられる…そうした「境目」が人と人との関係を隔てることがある。しかし他方で、その「境目」にふれることが、物事を、また自分自身について深く考えるきっかけになることがある。なんと重要な視点であろうか。2025/10/24

いると

4
『青いバラ』で出会ってから名前を見かけるたびに手にとってしまうライターさんの、人の受動と能動、対となる言葉とその境界を書いた7本のエッセイ集。200ページもない本ですが中身はずっと厚い。人の話として、著者の話として、書かれた文章は気がつけば本を手に取った私達読者自身の話となっている。そして読む側から考える側に。とてもいい本だ。今読んで思うように何年か経って読み返してもそう思うだろう。友人や知人によかったら読んでみてと勧めたくなる本だった。2025/10/18

yuyuCh

0
能動と受動…、國分功一郎さんが中動態といったことでそれは揺らいだり新しいものの見方、感じ方が出てきているとも思うけど、それ以前に能動と受動が反転することその意味を考えたいな2026/01/04

ジュリア

0
納得する部分と、最相さんだからこその対応だと納得2025/12/05

nowonme

0
「する/される」の境界を取り扱った話だが、タイトルの『れる られる』は両方とも受動じゃないか…と違和感ありありで読んでいたのだが、最後の解説まで読んで(解説でも両方受動態の意味であることに触れている)、生きるというのは圧倒的に受動的要素が強いものであるが、その中でも境界について想いを馳せることで「生きる」という能動の瞬間が生まれるのではないか、そういった希望のあるタイトルなのかなと思った。 文章はさほど好きじゃなかったが、少し本棚に置いておこうと思う。2025/11/30

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