出版社内容情報
イエスタ・エスピン=アンデルセン[イエスタ・エスピン・アンデルセン]
著・文・その他
大沢 真理[オオサワ マリ]
翻訳
内容説明
キャリアとジェンダー平等を追求する女性と、性別分業に留まる女性との間で広がる格差。価値観・学歴の似た者同士が結婚する傾向が強まるなか、世帯間の格差が増幅し、不平等が世代を越えて継承され、社会の効率性が損なわれてしまう。この流れを転換するにはどうすればいいのか―。比較福祉国家論の第一人者が抜本的方策を提言。日本の女性の状況を各国と比較分析した解題、日本語版のための用語解説を付す。
目次
序論
第1部(女性の役割の革命と家族;新しい不平等)
第2部(家族政策を女性の革命に適応させる;子どもに投資しライフチャンスを平等にする;高齢化と衡平)
著者等紹介
エスピン=アンデルセン,イエスタ[エスピン=アンデルセン,イエスタ] [Esping‐Andersen,G〓sta]
1947年デンマーク生まれ。ウィスコンシン大学マディソン校、Ph.D.現在、イタリアのボッコーニ大学ディスティングィッシュト・プロフェッサー。専門:福祉国家論、比較社会政策論
大沢真理[オオサワマリ]
1953年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、経済学博士。現在、東京大学名誉教授。専門:社会政策の比較ジェンダー分析
不破麻紀子[フワマキコ]
1967年生まれ。カリフォルニア大学アーバイン校、社会学部、Ph.D.(社会学)。現在、東京都立大学人文社会学部教授。専門:ジェンダーの社会学、家族社会学
田宮遊子[タミヤユウコ]
1975年生まれ。お茶の水女子大学博士後期課程単位取得退学。現在、神戸学院大学経済学部教授。専門:社会保障論
今井貴子[イマイタカコ]
1970年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。学術博士。現在、成蹊大学法学部教授。専門:比較福祉政治、イギリス政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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nagoyan