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岩波現代文庫
空間―機能から様相へ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 306,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006001902
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C0110

内容説明

現代世界を支配してきた機能的な均質空間の支配に抗して、著者は新しい「場」の理論を構想する。工学的な知識はもとより、哲学、現象学、仏教学などの知見を駆使、長年にわたる集落調査の成果にも依拠して、著者は設計の現場から二十一世紀の建築は「様相」に向かうというテーゼを発信する。著名な建築家の手になる野心的な哲学的著作。

目次

均質空間論 1975
“部分と全体の論理”についてのブリコラージュ 1980
境界論 1981
機能から様相へ 1986
“非ず非ず”と日本の空間的伝統 1986

著者等紹介

原広司[ハラヒロシ]
1936年神奈川県に生まれる。建築家。東京大学名誉教授。70年代に世界の集落調査に従事。また80年代以降の創作活動の中軸にある「多層構造モデル」は国の内外で大きな反響を呼んだ。主な作品にヤマトインターナショナル東京本社、飯田市美術博物館、梅田スカイビル、JR京都駅、宮城県立図書館、札幌ドーム、東京大学生産技術研究所などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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