内容説明
アナタ、歴史教科書に騙されてはいけないのです。『日本書紀』のモデルとは一体何であったのか。そして、日本古代史の真の姿とは―。東アジア史のマクロな視点で古代の日本・朝鮮史を捉え直し、古代史のあるべき姿を明快に提示する。圧倒的なボリュームとかつてないハイテンションで謎と常識を斬り、古代史の闇を解きほぐす。「正しい歴史認識」への知的な旅をお楽しみ下さい。
目次
天皇系図の分析について―古代の東アジア
日本書紀の天皇系図の基本は百済王家
意外に新しかった新羅と百済の建国
天皇系図は金官国(倭国)系図と百済・扶余系図との合体
有名な貴族の故郷(本貫)は朝鮮半島だった
文武天皇からが実在の系図
「大化の改新」は架空の物語
「白村江の役」の後、日本列島は唐・新羅に占領されていた
「壬申の乱」は架空の物語―その裏に隠されているもの
卑彌呼の生家は満州の「遼東半島」〔ほか〕
著者等紹介
藤井輝久[フジイテルヒサ]
慶応義塾大学法学部法律学科卒。昭和48年司法試験合格。最高裁判所司法修習生(東京)。裁判官を経て、慶応義塾大学法学部(借地借家法)・経済学部(民法総則・物権法・担保物権法)講師、破産管財人。現在、弁護士(東京弁護士会所属)、監査役、海事保佐人
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