出版社内容情報
19世紀末から20世紀初頭にかけて,ネオ・ロマン主義や表現主義などの文化運動は,知の新しい形態を求めて大学の学問に鋭く対立した.ウェーバーの学問論と人間関係を軸に,知識社会のパノラマを生き生きと描く.
内容説明
十九世紀末―二十世紀初頭、大学に依拠した既成の学問体系はその基盤を大きく揺り動かされた。神話研究に導かれたネオ・ロマン主義や表現主義などの文化運動は、知の新しい形態を求めて大学の学問に鋭く対立した。ウェーバーの講演「職業としての学問」は、このような状況下でなされた。本書はウェーバーの学問論と人間関係を軸に、詩人・芸術家・文筆家・出版者の織りなす知識社会のパノラマを生き生きと描き出す。
目次
1 詩人の王国と認識の檻
2 「西欧の没落」と「職業としての学問」
3 「近代」のパノラマ
4 文芸出版の成立―思想のプロモーター
5 精神分析と社会科学―エロスの世界
6 アスコナ・コロニー
7 神話の古層―バハオーフェンの母権制
著者等紹介
上山安敏[ウエヤマヤストシ]
1925年兵庫県生まれ。53年京都大学法学部卒業。京都大学名誉教授。西洋法制史専攻。近代ドイツにおける法と国家の構造を社会史的に分析する一方、ドイツの社会科学の創出と制度化を知識社会学の方法によって記述してきた
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