出版社内容情報
チョムスキーの言語学と彼のラディカルな政治批判の関連を論じ,思想としての言語理論を根底から問う.日本の素朴なチョムスキー信者を激怒させた本書は,この言語理論の思想的背景と問題性を明快に指摘した論争の書である.西垣通〈解説〉
内容説明
生成文法は言語学の革命だったのか―チョムスキーの言語学と彼のラディカルな政治批判の関連を論じ、思想としての言語理論の問題を根底から問う。チョムスキー理論とはなにか、その思想的背景はなにかに、はじめて明快に答え、論争をよぶ問題の書。
目次
序論 思想としての言語理論
第1章 革命の対象
第2章 革命の装置
第3章 革命の教条
第4章 革命の成果
第5章 チョムスキー革命とは何であったか