出版社内容情報
ベンヤミンの生涯の思考を結晶させた絶筆「歴史哲学テーゼ」は,歴史の連続性に依拠する進歩史観や勝者の歴史観に対峙する.敗者のありうべき過去の可能性を探究する彼の「歴史」とは何か.独自の歴史哲学を解読する.
内容説明
ベンヤミンの生涯の思考を結晶させた絶筆「歴史哲学テーゼ」は、歴史の連続性に依拠する進歩史観や勝者の歴史観に対峙する。敗者のありうべき過去の可能性を探求した彼の「歴史」とは何か。「救済の理念」による歴史把握の方法を哲学的に跡づけ、一八のテーゼの一つ一つに即して難解な歴史的時間論を初めて解読する。ベンヤミン思想の核心を初めて哲学的・思想史的に明らかにした鮮やかな読解。
目次
第1部 方法について(二分法の無限シリーズ;星座(コンステラチオン)
静止状態
像(Figuren)による思考)
第2部 歴史の概念(神学の理念―第1‐3テーゼ;認識の可能性の条件―第4‐10テーゼ;解放の理念―第11‐12テーゼ;歴史的時間の概念―第13‐18テーゼ)
第3部 ベンヤミンの歴史的時間について(ときの間(Entr‐temps、Zwischen‐Zeit)
「まだ‐ない‐もの」(未到来)はどこにあるか
コスモロジーと時間性)
1 ~ 1件/全1件



